「かわいい」看板で交通事故が2割減るかも?オランダの実験結果に期待の声

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オランダの交通安全調査機関、Stichting Wetenschappelijk Onderzoek Verkeersveiligheid(SWOV)が、ミッフィーで有名なディック・ブルーナ氏のイラストを使用した実験結果を発表した。

走行速度が時速4キロ減

SWOVが行った実験には1474人のドライバーが参加。ディック・ブルーナ氏の道路標識を見たときと、一般的な道路標識を見たときで、走行速度の変化があるかを評価した。

その結果、ディック・ブルーナ氏の道路標識を見たドライバーは、時速4キロほど減速することが分かったという。

子どもを連想させる絵の効果

この効果は、ディック・ブルーナ氏の絵が子どもや社会的弱者を連想させたからだと考えられている。

ちなみに自転車の後ろにつけられている赤い旗は、自転車初心者を意味している。

事故発生率を2割下げられるか

時速4キロの減速には、どんな意味があるのだろうか。

SWOVによると、住宅地で時速4キロ減速すると、事故発生率が20%も下げられるそうだ。

オランダ政府観光局のホームページによると、オランダの街中での規制速度は、50キロまたは80キロ。今回の実験は規制速度30キロと50キロの道路を想定して行われたとのことなので、住宅地または狭い道路などでの結果だと言えるだろう。

実証実験はこれから

かわいらしい絵で地域の安全が守られるのなら、なんともいい話だ。

まずはロッテルダム市にて、導入に向けた実証実験が行われる予定だ。

オランダ大使館がこの実験を紹介

この実験結果は10月5日に、オランダ国内の各メディアに取り上げられた。

10月17日には駐日オランダ大使館&総領事館の公式フェイスブックアカウントにて、「良い結果が得られることが期待される」というコメントともに紹介された。

この投稿は10日ほどで1000人以上からリアクションを受け、130件以上もシェアされている。

とび太くんのライバル?

オランダ大使館の投稿には、「日本だったら何のキャラクターになるのか」という反応もあるが、日本にもドライバーに注意を促すキャラクターに、飛び出し坊やのとび太くんがいる。

▼着ぐるみにもなっている

Mahorova/Facebook

▼正面はなかなかシュール

Mahorova/Facebook

とび太くんもきっと、多くの人を交通事故から守ってきたのだろう。