Doctors Me(ドクターズミー)- 止まらない脇汗はどうすればいい? 緊急に備えてしっかり対策

写真拡大 (全3枚)

脇汗って本当に困りものですよね。普段はもちろんなのですが、緊張するときに限って汗が噴き出してしまうことも。

いったいどのように対処していけばいいのでしょうか。今回はその原因と対策を紹介していきます。

要チェック項目


□脇汗は精神的発汗が原因
□ミョウバン水やデオドラント、ツボを押して脇汗に対処しよう
□生活習慣からも脇汗は改善できる!

脇汗の原因は精神的発汗? 3種類の汗

まずは汗の種類から説明していきましょう。汗にはいくつか種類があります。

温熱性発汗


外気の影響や運動などによって体温が上がった際、体温調節のためにかく汗です。

人間は恒温動物であるため常に35〜36度ほどの体温を保っているのですが、もしこの汗がかけなくなると、体内の熱が放出できずに熱中症になって倒れてしまいます。

精神性発汗


重要な会議やプレゼンテーション、あるいは面接などで極度の緊張状態になってしまった時にかく汗です。

温熱性発汗と違って、涼しい環境にいても多量の汗をかいてしまう厄介な存在。また手のひらやワキなど、一部に集中して汗をかくのも特徴です。

味覚性発汗


カレーや香辛料がきいた食べ物を食べた時にかく汗です。おでこのみにかくのが特徴。

脇汗の場合は、どちらかというと緊張がピークに達した時に出る精神的発汗の方に皆さん悩まされているかと思います。

とはいえ大事な場面で緊張するなというのも無理な話。いったいどのようにして対策していけば良いのでしょうか。

まずは手軽にできる脇汗対策から


まずはお手軽にできる対策を2つ紹介しましょう。

ミョウバン水


ミョウバン水には収れん作用といって、皮膚の筋肉や血管を引き締める効果があります。この収れん作用によって、脇にある汗腺も引き締められると、それだけ汗もブロックされるということですね。

他にも殺菌効果や消臭効果もあるので、ワキガや加齢臭の対策にも効果的なアイテムです。スーパーなどで売っているミョウバンを50gと水を1500mlを混ぜ合わせれば完成。

スプレー容器に入れて持ち歩いておけば安心です。

朝出かける前はもちろんなのですが、時間があれば会議やプレゼンの前にトイレなどで脇にプッシュしておくとより安心できます。

デオドラント製品


もちろん市販のデオドラント製品を使ってもいいでしょう。特にクリームタイプのものであれば、より強い制汗効果が期待できます。

ミョウバン水はあくまで皮膚を収れんさせて汗腺を塞いでいたので、時間とともに効果が薄くなればまた汗腺が開いて汗が噴き出てしまうことも。

しかしクリームであれば直接汗腺を塞ぐことができるので、流れ落ちでもしない限りずっと汗をブロックすることが可能。

それに最近のデオドラント製品はカバンに入れていても邪魔にならない大きさの上、デザインも一見しただけではデオドラントクリームと分からないようになってますので、持ち運ぶにもとても便利なのもうれしいですね。

こちらも朝に塗り込んで起き、重要な会議の前にもう一度脇に塗り込めるとより安心です。

いざという時に大活躍!? 脇汗と止めるツボとは

次に手首付近にある汗を抑えるツボを紹介しましょう。ミョウバン水やデオドラントはどうしてもトイレなどに行かなければなりませんが、ツボを押すくらいなら会議を行う部屋に入ってからでもできますから。

後谿(こけい・こうけい)


小指のつけ根のやや下、手を握ってグーの形を作る時に手相の感情線がシワになる部分にあるツボです。体温を鎮めてくれる効果があるツボなので、緊張して体が熱くなっている時に押すと効果的。

陰げき(いんげき)


手首のつけ根(小指側)から指一本分くらい下あるツボです。脈を測る時に抑える箇所があるかと思うのですが、その逆側にこのツボがあります。

体の余分な熱を取る働きがあるので、こちらも緊張時の体温上昇を抑えるのに良いです。

合谷(ごうこく)


親指と人差し指の骨のが合流している個所から、やや人差し指寄りのところにあるツボです。体の熱や水分の量を調節する働きがあり、やっぱり緊張時の発汗を抑えてくれます。

手にあるツボとしてはこの3つが代表的でしょうか。これくらいなら不自然な動きをすることなく、脇汗を抑えることができるでしょう。ですが胸やワキあたりにはもっと強い効果を持つツボもあるのです

屋翳(おくえい)


乳首から3~5僂曚評紊良分にあるツボです。上半身の汗を抑えるのに有効といわれており、顔やワキには特に高い効果を発揮します。

大包(だいほう)


脇の真ん中からやや下あたりにあるツボです。腕を組んだ時に親指以外の4本の指で脇を押すと、ちょうどこのツボを押すことができます。

ここのツボ自体も脇の汗を抑えるのに効果的と言われているのですが、腕を組むように4本の指でこの大包を押したとき、さらに余った親指で屋翳のツボも押すことができるので、脇汗対策には非常に便利なツボなのです。

とはいえこの2つを押すためには腕を大きく使わなければならないので、緊迫した場面ではなかなか難しいかもしれません。

なのであらかじめ時間がある時に、ミョウバン水やデオドラントと併用していくのがいいでしょう。

こういった人は要注意! 脇汗の多い人の特徴


また普段の生活習慣でも、脇汗が多くなってしまうこともあります。以下に当てはまる方は要注意。

脂ものの多い食事


ラーメンや肉類などの脂が多い食事は、アポクリン腺の働きを活発にしてしまいます。アポクリン腺は特に脇や耳の中に多く存在しているため、ここが活発になると脇からの汗も多くなってしまうということですね。

運動不足


運動不足になると汗腺の機能が低下してしまいます。そうするといざ汗をかくタイミングが来たとき、汗腺が集中している脇からの汗が多くなってしまうのです。

体を冷やしている


これは特に女性が多いのですが、血行が悪く体が冷えているという人は、体に防御反応が働き、体を温めるよう脳から命令が飛びます。

ですがその際、体は温まっていないのに脇や背中から汗が噴き出てしまうことがあるのです。

そうならないためにも、靴下を履いて足元を冷やさないようにする、適度な運動をして下半身の血流を良くする、お風呂にゆっくりとつかるなどの対策をとっていきたいですね。

肥満


分厚い皮下脂肪は、体が熱を放出するのを妨げてしまいます。そうすると体はより強く汗をかこうとして、熱を外へ逃がそうとしてしまうのです。

少し動いただけでも汗をかいてしまうのは、普段から熱の放出がうまくいっていない証拠とも。

といった感じです。しっかりと対策をして、少しでも脇汗の原因を減らしていきましょう。

脇汗によるシャツの黄ばみはこれで解決!

また脇汗が多いという人は、シャツの黄ばみにも悩まされているという人は少なくないかと思います。

普通に洗ってもなかなか落ちないシャツの黄ばみ、いったいどのようにすればいいのでしょうか。

黄ばんだシャツには”界面活性剤入りの洗剤”が効果を発揮します。界面活性剤とは、本来混ざり合わない成分動詞を混ぜ合わせるために使われるものです。

例えば水と油は混ざりあいませんが、この界面活性剤を使うと混ざり合うようになります。

そうすることで油汚れを水で洗い落とせるようになるというわけですね。

シャツの黄ばみもたいてい皮脂の汚れですから、界面活性剤で皮脂汚れを水で落とせるようになれば、またシャツが白い綺麗な状態に戻ってくれるはず。

洗い方にも少し工夫をしていきましょう。まずは界面活性剤入りの洗剤を脇のシミになっている部分につけ、使い古した歯ブラシなどでやさしくこすってください。

そして40~50度のお湯に漂白剤を溶かしておき、そこにシャツを30分ほどつけておきましょう。あとは普通に洗濯機で洗えばOKです。

これでたいていの黄ばみはきれいに落ちてくれるでしょう。

脇汗に悩まされる生活とはおさらば!

いかがだったでしょうか。急な脇汗というのは本当に厄介です。ですが原因さえ分かっていれば対策の使用もあります。

しっかりと対策して、脇汗に悩まされない生活を送りたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)