中国政府・工業および情報化部、北京市、中国科学技術協会が主催するロボットの国際イベント「世界ロボット大会」(World Robot Conference)が、21−25日に北京で開かれた。イベントには国内外から集まったロボットが展示され、関連フォーラムが行われた。中国メディア・今日頭条は25日、同大会参加して「日本の人型ロボットに、中国のロボットは圧倒的な大差をつけられている」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国政府・工業および情報化部、北京市、中国科学技術協会が主催するロボットの国際イベント「世界ロボット大会」(World Robot Conference)が、21-25日に北京で開かれた。イベントには国内外から集まったロボットが展示され、関連フォーラムが行われた。中国メディア・今日頭条は25日、同大会参加して「日本の人型ロボットに、中国のロボットは圧倒的な大差をつけられている」とする記事を掲載した。

 記事はまず、同大会で講演を行った日本ロボット学会の高西敦夫会長について紹介。同会長は、人型ロボット、およびその医学への応用について研究をしており、二足歩行や、感情を表す、笛を吹く、エコー検査をするなどといった人型ロボットの開発に取り組んでいるとした。そしてこのほど環境モニタリングに利用するためのロボットプロジェクトも立ち上げたと伝えている。

 そして人類と同じようなメカニズムで歩行するロボットなど、同大会で紹介された日本の高性能ロボットを画像付きで紹介した。

 一方で、同大会に展示された中国企業出品の人型ロボットの画像を掲載。紹介されているのは、胸のタブレット端末が見えてしまっている女性型給仕ロボット、女性らしい顔だちなのにヒゲが生えている摩訶不思議なロボット、「ベイマックス」そっくりのロボットなど、個性的な面々だ。

 そのうえで「これらはロボットと言えるのか? その機能は言うまでもなく、デザインにも驚く。設計者の審美眼は間違いなくひどい」と酷評。これらの「ロボット」たちから、中国では「ロボット業界はまだ模索の段階にある。機能面でもイノベーションが少なく、実用性となるともっと話にならないのだ」と断じている。

 世界をリードする日本のロボット技術力に対して、中国がどれだけ迫っているかは分からない。ただ、記事を見る限り、日中両国間には単に技術面だけでなく、デザインのセンスにも少なからぬ差があるのではないかという気がしてならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)