27日、米国のインターネット上で「中国産プラスチック米が米国の市場に流入している」といううわさが広がっている。資料写真。

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2016年10月27日、環球網によると、米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やインターネット上で、「中国産プラスチック米が米国の市場に流入している」といううわさが広がっている。

デマ情報の真相を紹介する米国のサイトは26日、「買ってきたのが『中国産プラスチック米』と書かれていれば、それがプラスチックだと気づけるかもしれない」とし、うわさを否定する記事を掲載。こうしたうわさは米国の消費者にとっては珍しい出来事ではなくなっているが、ここしばらくはプラスチック米の話は聞かれなくなっていたという。

しかし、10月に入ってうわさが復活。「コスト削減のため、中国がプラスチックを原料とした米を生産し、欧米各国に輸出している」との説がSNSなどで拡散している。髪の毛を原材料にしたという「頭髪醤油」や今回のプラスチック米を例に挙げ、中国から輸入された食品全般に注意するよう呼びかける内容となっている。

実際には、こうしたうわさはSNSやネットが普及する以前から少なくなかった。中華料理店については、「料理に猫や犬の肉が使われている」といううわさや、テイクアウトの食品に「人の体液が混じっている」といううわさがあった。いずれも「中国製は信用できない」というものだった。

フェイスブックやツイッターなど、SNSが普及するようになると、時代に沿った新たなうわさや拡散ルートも登場したが、その内容の原型は以前から連綿と続くもので、食品を中心とする中国製品に対する不信感の背景には典型的な「外国敵視の感情」が存在するとの見方もある。(翻訳・編集/岡田)