26日、韓国メディアによると、韓国で50代男性が飲酒運転の車にひき逃げされて死亡した事件で、被害者の男性が10分以上道路に倒れていたにもかかわらず、通り過ぎる車の運転手や通行人が救護しなかったことに、ネットから批判の声が上がっている。写真はソウル。

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2016年10月26日、韓国・MBNによると、韓国で50代の男性が飲酒運転の車にひき逃げされて死亡した事件で、被害者の男性が10分以上道路に倒れていたにもかかわらず、現場を通り過ぎる車の運転手や通行人が救護しなかったことに、ネットから批判の声が上がっている。

24日午前1時30分ごろ、京畿道水原市の道路で53歳の男性が車にひかれ、その場に倒れた。その後、多数の車が現場を通り過ぎたが、男性を助ける人はいなかった上、数台は男性を再びひいて走り去っていったという。事故から10分以上がたっても男性を助ける人は現れず、結局男性はその場で死亡した。

その後、警察に逮捕されたひき逃げ犯は34歳の男。男は酒に酔って無免許で車を運転していたという。警察は男の供述を基に事件の経緯を調べるとともに、倒れている男性をひいて走り去った運転手2人を在宅起訴した。

この報道に、韓国のネットユーザーの多くは「通り過ぎた運転手も全員、ひき逃げ犯として逮捕するべき」「なぜ?なぜ知らん顔で通り過ぎるなんてことができる?」「過ぎ去った人たちが救急車を呼んでいたら助かったかもしれない。本当に残念」「こういうニュースを見るたびに心が痛む。人々がもっと周囲に関心を持っていれば…」「恐ろしい。倒れている自分の横を猛スピードで通り過ぎる車の音を聞いて、被害者はどんな気持ちだっただろう?」「被害者が本当に哀れ。次はもっと温かい国に生まれてほしい」など、批判的なコメントを寄せた。

一方で、「最近は、後で面倒なことに巻き込まれるかもしれないと考え、被害者を見て見ぬふりする人が増えているが、賢明な生き方だと思う」「助けても何も残らない。むしろ借金を負わされることもある社会なのに、誰が助ける?」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)