Doctors Me(ドクターズミー)- 妊娠したかも? 生理がこないときは妊娠初期症状を要チェック

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生理が遅れていて不安になったことはありませんか? 妊娠初期症状と生理前症状は見分け方が難しいといわれています。

妊娠と生理の関係をきちんと理解し、安心して妊活できるよう準備しておきましょう。

要チェック項目


□妊娠初期症状と生理前症状の違いはおりものをチェック
□自分の生理周期を把握するには基礎体温の記録がおすすめ
□産後の生理は2カ月〜1年以上と個人差があります

妊娠のタイミングと生理周期


自分の生理周期はきちんとわかりますか? まずは一般的な妊娠のタイミングと生理周期の関係をおさえておきましょう。

生理


平均して1週間ほどで生理が終わります。

排卵


生理が1度終わると、また次の妊娠に向けて体が準備期間に入ります。約2週間かけて子宮内を子宮内膜で覆い、排卵を待つのです。排卵の時期は次の生理予定日から遡って2週間前くらいといえます。

着床


排卵前後に受精が成立すると約4〜5日かけて子宮内膜に着床し、その後さらに3〜5日後に子宮内膜に潜っていくことで妊娠が成立します。この時点でいつもの生理予定日から1週間前くらいといえるでしょう。

妊娠初期症状と生理前症状の見分け方

普段から生理前症候群がある人は、生理予定日から1週間前くらいから体に不調がでるのではないでしょうか。このとき、もし妊娠している場合は生理前症候群と似たような症状が出る可能性があります。

どのような症状があるのか? 違いはなんなのか? 事前にチェックしておくことも大切です。

妊娠中と生理前で似ている症状


・下腹部痛
・胸の張り
・眠気、倦怠感
・お腹の不調

これらはすべて、排卵したあとに分泌される黄体ホルモンが関係しています。子宮の収縮を促すことにより生じる下腹部痛やお腹の不調、また体がだるくなるような睡眠作用も応対ホルモンに含まれているのです。

妊娠初期症状と生理前症状のここが違う


自分が妊娠しているのか? 生理前なのか? 不安になったら、おりものをチェックしてみましょう。通常、おりものは排卵期に最も多く分泌されます。排卵期が過ぎると減少するのが特徴です。

妊娠しているときは、排卵期が過ぎいったんおりものが減少したあと、生理予定日1週間前くらいから、また排卵期の頃のようにおりものが分泌されるようになります。

この違いに気づくには、普段から自分の生理前症状をチェックしておくことが重要です。

生理がきても妊娠の可能性はゼロじゃない

その後、生理がきたと思っても稀に妊娠していることがあります。どのようなケースがあるのか理解しておきましょう。

着床出血


妊娠初期に見られる出血で、子宮内膜に着床した後1〜3日程度で終わる軽い出血なのが特徴です。出血は鮮血だったり茶色のおりもの状となることが多いです。

着床出血がある人はごく稀といわれますが、このような出血だった場合には妊娠している可能性を疑いましょう。

子宮外妊娠


子宮内膜以外で妊娠が成立してしまう非常に危険なケースです。普段から生理の出血量が多いと気づかないこともありますが、強い下腹部痛と大量の出血がある場合、注意が必要です。

いずれの出血も、量によっては流産につながることもありますので心配な場合は早めに婦人科で検査を受けるようにしましょう。

今からできる妊娠のための生理周期チェック

妊娠を確認するときや計画的に妊活をするとき、ポイントになるのは「基礎体温」です。毎日の自分の基礎体温を記録しておくことで、赤ちゃんを迎える準備をしておきましょう。

基礎体温とは


女性の基礎体温は低温期と高温期に分かれています。この、「低温期」と「高温期」を見極めることで妊娠確率の高い日を見つけたり、生理がくる時期がわかったりするのです。

排卵の前は低温期が続き、その後排卵期が過ぎると高温期にはいります。その後、妊娠していなければ12〜14日目に徐々に体温が下がっていき、生理がきます。

体温が下がらず、高温期が17日以上続く場合は妊娠の可能性があります。

基礎体温の測り方


基礎体温は、通常の体温計ではなく専用の基礎体温計で測ります。毎朝、起きたときの安静にしている状態で測ることが基本です。毎日測定し記録していくと、自分の体のリズムを把握することができます。

最近では、基礎体温をアプリに記録しておくことで生理日予測をしてくれたり、排卵日を教えてくれたりするツールもありますのでうまく活用すると良いでしょう。

妊娠したら気になる、次の生理の開始日

通常、妊娠をすると生理はストップします。では次の生理はいつになるのでしょう。出産後に慌てないよう、妊娠後期になったら準備をすることが必要です。

生理の仕組み


そもそも生理は、2週間かけて妊娠のために準備された子宮内の子宮内膜が不要となることで、体外に排出される現象です。

妊娠中は、この妊娠のための準備をする女性ホルモンが分泌されなくなるため、生理が止まっている状態になるのです。

出産後の生理


出産をしたらすぐに生理がくるわけではありません。一般的に、体が母乳をつくっている時期はまだ生理を再開するための女性ホルモンが分泌されていないため、生理は始まりません。

個人差もありますが、平均して産後2〜3カ月してから徐々に新しい妊娠を準備する女性ホルモンが分泌され、生理が再開するといわれています。

ただし、完全母乳で育てている場合はこの限りではありません。体が母乳をつくるホルモンを分泌している間は生理が再開しないことが多く、6カ月〜1年、さらには1年以上、次の生理がないこともあるようです。

正しい知識で楽しく妊活

妊娠と生理の関係を正しく理解しおけば、計画的に妊活することも可能です。いざ生理が止まっても慌てずに婦人科を受診しましょう。

自分の体としっかり向き合うことで、素敵なマタニティライフを送ることができます。

(監修:Doctors Me 医師)