水産試験所提供

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(台北 28日 中央社)農業委員会水産試験所は25日、北東部・宜蘭県蘭陽渓の河口で、推定約1000匹(500キロ)のニホンウナギを放流した。稚魚のシラスウナギは年々漁獲量が減少しており、産卵による増加に期待がかかる。

水産試験所によると、ニホンウナギは台湾が海外に輸出している水産物の主力の一つで、最盛期には生産額が年間5億6000万米ドル(約589億4600万円)に上っていた。ただ、完全な養殖は難しく、天然のシラスウナギが必要となる。

そのため、シラスウナギは近年の減少傾向で価格が高騰。「水中の黄金」とも呼ばれているという。今回の成魚放流は台湾のウナギ産業の存続をかけて実施された。

(楊淑閔/編集:杉野浩司)