26日、未来網によると、国慶節期間中に韓国済州島を訪れた中国人観光客が入国拒否された問題について、専門家から韓国側の説明には「説得力がない」と批判が出ている。

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2016年10月26日、未来網によると、国慶節(建国記念日)期間中に韓国済州島を訪れた中国人観光客が入国拒否された問題について、専門家から韓国側の説明には「説得力がない」と批判が出ている。

国慶節期間中に同島を訪れた中国人観光客らがさまざまな理由で入国を拒否され、空港の狭い部屋に押し込まれたと報じられた問題で、済州政府は中国人らが空港に留め置かれた主な原因は「台風と帰国便の混雑の影響である」と説明。中国人から不満が出ていることについて「誤解がある」とし、「韓国にはオンドル文化があり、床で寝るのは珍しいことではないが、ベッドで寝ることに慣れている外国人にとっては受け入れがたかったのかもしれない」などとした。

これについて、浙江大学韓国研究所の李敦球(リー・ドゥンチウ)客員研究員は、「まったく説得力がない」と断じた。李氏は、中国人らが床で寝たり、食事は自費だったり、荷物を取り出すのにもいちいち許可が必要だったことに触れ、「あれほど多くの観光客を小さな部屋に押し込むこと自体、粗暴で無礼な行為。その上、扱いもひどかった。強制措置をとるのであれば、それを決定した側が基本的な生活の保障を提供すべきだが、韓国はそれをしなかった。韓国側の説明は屁理屈だ」と批判した。また、社会学者の劉思敏(リウ・スーミン)氏も「韓国には入国拒否された観光客らを人道的に扱う義務がある」と指摘している。

さらに、李氏は韓国が「オンドル文化」を持ち出したことに疑問を呈する。「(韓国でも)オンドルはすべての家にあるわけではない。あの部屋の中にはオンドルはないし、見る限りでは人が生活する場所ではまったくない」と指摘。「台風」についても、「仁川国際空港でも同規模の台風が来たことがあったが、このようなことは起きなかった」とし、「単なる口実の可能性が高い」と批判している。(翻訳・編集/北田)