28日、環球時報によると、フィリピンのドゥテルテ大統領が「数日後にわれわれの漁民が戻れる」と語った南シナ海のスカボロー礁について、フィリピンの議員から「われわれは中国とそのような文書に調印していない」との発言が出た。資料写真。

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2016年10月28日、環球時報によると、フィリピンのドゥテルテ大統領が「数日後にわれわれの漁民が戻れる」と語った南シナ海のスカボロー礁(中国名:黄岩島)について、フィリピンの議員から「われわれは中国とそのような文書に調印していない」との発言が出た。

スカボロー礁は中国が実効支配を強めており、フィリピンの漁民が操業できない状況が続いている。今月18日から21日にかけて中国を訪れたドゥテルテ大統領は23日の演説で「数日後にわれわれの漁民がスカボロー礁に戻れるだろう」と発言したが、訪中に同行した議員は「中国はフィリピン漁民の操業を『許可する』正式文書への署名を希望したが、われわれは応じなかった」と説明。その理由として「『許可』という言葉遣いは仲裁裁判の結果に反する」と述べ、詳しい事情を知る人物の話として「中国はフィリピン漁民の立ち入りに原則同意しているが、具体的な言葉選びが調印に至らなかった主な原因」と語った。(翻訳・編集/野谷)