26日、米華字メディア・多維新聞は記事「ドゥテルテ大統領の中国・日本歴訪、背後に見える中国外交を読む」を掲載した。ドゥテルテ大統領に中国外交は振り回されているのではないかと不安に思う中国人は少なくない。

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2016年10月26日、米華字メディア・多維新聞は記事「ドゥテルテ大統領の中国・日本歴訪、背後に見える中国外交を読む」を掲載した。

中国に続き日本を訪問したフィリピンのドゥテルテ大統領の発言が注目を集めている。親日家ぶりを猛アピールしているほか、南シナ海問題については日本と同じ立場にあると言明した。発言は訪中時の約束を破る内容ではないと専門家は分析しているが、ドゥテルテ大統領に中国外交は振り回されているのではないかと不安に思う人も少なくないだろう。

そもそも中国では、自国の外交力が低すぎると不安に感じている人が少なくない。中国と友好関係を結んでいるのはいずれも第三世界の国々であり、頼りにならない上に二枚舌ではないかというわけだ。

だが心配は不要だ。中国は着々と新たな外交関係構築に邁進している。米国のような伝統的同盟関係を結ばないのは大国となっても中国の外交は変わらないというメッセージを小国に伝えるものである。また、大国として成長を続ける中国にはさまざまなタイプのパートナーが必要だ。無数の二国間関係という基盤の上に「一帯一路」「AIIB(アジアインフラ投資銀行)」などの新たな多国籍プラットフォームを作りつつあるのだ。(翻訳/編集・増田聡太郎)