東出昌大、池松壮亮、菅田将暉。『デスノート』に挑む覚悟とは?

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大ヒット映画「デスノート」シリーズ10年ぶりの正統続編となる『デスノート Light up the NEW world』が、いよいよ10月29日(土)より公開となる。本作で共演を果たした東出昌大、池松壮亮、菅田将暉を直撃し、伝説的シリーズの復活に挑む覚悟を聞いた。

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本作の舞台は、キラこと夜神月と世界的名探偵Lとの対決から10年後の世界。6冊のデスノートをめぐって、デスノート対策本部の捜査官・三島(東出)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵の竜崎(池松)、キラ信奉者でサイバーテロリストの紫苑(菅田)が、壮絶な頭脳戦を繰り広げる。

藤原竜也が夜神月を。松山ケンイチがLを演じた前作は大ヒットを記録。本作は、その伝説的シリーズの続編をオリジナルストーリーで描く物語。先の読めない展開で見るものを釘付けにするが、脚本を読んだインパクトはどのようなものだっただろうか。

東出「僕は推理をしながら、脚本を読みました。オリジナルで新しいものだからといって、決してわかりやすく作っていないところが挑戦的でもあると思うので。僕はもともと『デスノート』のファンだったので、ファンの気持ちとしても『日和ったものになっていない』と感じました」。

池松「ストーリーの結末がどうなるかわからないということが、こんなにも豊かに見えるのかと驚きました。それを作り上げるというのは大変でしたが、とてもよかったなと。子供だましだけではなく、“大人だまし”もやらなければいけない。監督やプロデューサーもそれを目指していましたが、本当にそういうものになったと思います。僕はあまりこういった作品はやってこなかったですが、出来上がってものすごくワクワクしました」。

菅田「6冊のデスノートの存在に触れることや、変わらず出てくるキャラクターたちがいるという、『デスノート』ファンとしてのワクワクさというのが、まずありました。そして、天才たちの戦いをエンタテインメントとして見せていくという流れがよくできているなと思いました。新しい、現代的な『デスノート』ですし、僕としても見てみたいと思いました」。

ファンの多いシリーズに、どのような覚悟を持って挑んだのだろうか?

東出「デスノートのルールもそうですが、ファンが外してほしくないなというところは、外してはいけないし、継承しなくてはいけないと思っていました。ファンの方たちはもともと『デスノート』の何に魅力を感じていて、何が好きなのかというのを忘れてはいけない。『外さないようにする』ということがものを作るひとつの指標になっていくので、そこに助けられる部分もありました」。

池松「僕は普段、原作があろうが、漫画があろうが、割と無視するタイプなんですが、今回ばかりはまったく無視できなかったですね。やっぱりオリジナルを越えるのが難しいことは、みんなわかっているので。その作品に対してどういう敬意の表し方をするのか、どういう挑み方をするのかが映画になると思ったんです。なのでどう挑むか、どうパワーアップさせるかの戦いでした。前作を絶対に無視せず、真っ向からやろうと思いました」。

菅田「『(前作から)10年後だ』と言っているくらいなので、無視できないというのはよくわかります。僕の演じた紫苑という役は、数々出てきたキラ信者と根底は何も変わらないので、お手本はいっぱいあって。彼らと何が違うんだろうと思った時に、紫苑には現代っ子感と、行動力と能力があるということなのかなと。そう考えたということは、意識せずとも無意識に『デスノート』が自分の中にあったんだなと思いました。僕はミサミサにも会っていますからね。公私ともに、『あ!ミサミサだ!』という興奮がありました」。【取材・文/成田おり枝】