欧州中央銀行(ECB)はイタリアの中堅銀行カリジェに対し、不良債権の削減計画とこれに伴う資本への影響分析を提出するよう求めた。

 カリジェは2014年のストレステスト(健全性審査)で、財務状況がユーロ圏内でも極めてぜい弱であることが判明。昨年は資本増強の実施を余儀なくされるなど、健全性がかねてから不安視されている。

 同行は声明で、ECBから2017年末までに55億ユーロ(60億ドル)以下に不良債権を削減し、カバレッジ比率を45%以上とすることを要請されたと明らかにした。

 その後2018年末までに少なくとも46億ユーロ(カバレッジ比率は43%以上)、19年末までに37億ユーロ(同42%以上)にそれぞれ不良債権を圧縮するよう求められたとしている。

 6月末時点のカリジェの不良債権規模は約70億ユーロ、カバレッジ比率は45.6%。

 同行は11月3日までにECBに計画を提出する必要がある。

[27日 ロイター]


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