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OpenStack Foundationは、オープンソースのクラウド環境構築プロジェクト「OpenStack」のグローバルカンファレンス「OpenStack Summit Barcelona」をスペイン、バルセロナで開催(現地時間10月25から28日)、50カ国5,000人以上の開発者やユーザーが参加している。企業における採用の動向や技術サポート状況やデモ、各種調査結果などが発表された。公式サイトでは、セッションの様子が映像でアーカイブされている。

基調講演に登壇したCERN(欧州原子核研究機構)は、2012年から二つのデータセンターでOpenStackを使ったプライベートクラウドの運用を行っており、数百のコアから十万を超えるコアの運用へと大きなスケールアップを達成している。講演では、OpenStackでは旧型になるNovaから新しいNeutronへと切り替え、LBaaSやFloating IPなどを実現していったかという試みを紹介。各講演者たちが発表したOpenStackの汎用例やビッグデータ分析のための独自の能力の実例は導入事例としてWebに掲載してある。

また451 Researchからはエンタープライズ・プライベート・クラウドのOpenStackの採用についての調査結果が発表されており、OpenStackの採用は回答者の3分の2(65%)は従業員が1,000〜10,000人の組織、アジア太平洋地域は、OpenStackが最も成長著しい地域であり、2020年までの年平均成長率は61%と予測するなどOpenStackに纏わる数多くの調査が紹介。オープンソースOpenStackを使った独自のスケールアップやイノベーションを試みる企業も増加している。

(長岡弥太郎)