AFC U−19選手権・準決勝が27日に行われ、U−19日本代表とU−19ベトナム代表が対戦した。

 同大会は来年行われる2017 FIFA U−20ワールドカップのアジア予選を兼ねており、日本は準々決勝でタジキスタンを下して5大会ぶりとなるW杯出場権を獲得。次は、この世代では史上初となるアジア制覇が目標となる。

 10年ぶりの決勝進出を目指す日本は、タジキスタン戦のスタメンからMF市丸瑞希を除く10人を変更。GK廣末陸、DF岩田智輝、DF板倉滉、DF町田浩樹、DF初瀬亮、MF原輝綺、MF遠藤渓太、MF長沼洋一、FW中村駿太、FW岸本武流が起用された。

 試合は早い時間に動く。6分、日本が右サイドでFKを獲得し、キッカーの市丸がゴール前にクロスを供給。これを中央の板倉がヘディングで落とすと、エリア内右に流れたボールを岸本が右足アウトサイドで流し込んだ。

 幸先よく先制した日本はさらに10分、エリア手前左の好位置で得たFKを初瀬が左足で直接狙う。このシュートはGKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球をゴール前の中村が右足で押し込んで、日本のリードが2点に広がった。

 その後も試合の主導権を握る日本は29分、エリア内で岸本が倒されてPKを獲得。しかし、キッカーの初瀬がゴール左を狙ったシュートはGKにストップされ、3点目とはならなかった。

 決定機を逃した日本だが、終始ボールを支配してベトナムにチャンスを作らせず、このまま2−0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入り51分、日本は右サイドから攻撃を仕掛けると、右からのクロスボールがゴール前にこぼれたところに中村がプレッシャーをかける。すると相手DFがクリアしたボールが中村の左足に当たってゴール右に転がり込み、決定的な3点目がとなった。

 72分にはエリア内右に抜け出した中村がGKと一対一となったが、股下を狙ったシュートはGKの足に当たってしまい、ハットトリックとはならなかった。

 終盤に差し掛かっても主導権を握り続ける日本はベトナムに決定的なチャンスを作らせることなく時計の針を進め、試合はこのままタイムアップ。これでグループステージから5試合連続無失点とした日本が3−0の快勝でファイナルへ駒を進めた。

 決勝進出を決めた日本は30日にU−19サウジアラビア代表と対戦する。

【スコア】
U−19日本代表 3−0 U−19ベトナム代表

【得点者】
1−0 6分 岸本武流(日本)
2−0 10分 中村駿太(日本)
3−0 51分 中村駿太(日本)