日本は6分に岸本のゴールで早くも先制した。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[U-19アジア選手権・準決勝] 日本3-0ベトナム/10月27日/バーレーン

 ベトナムとの準決勝に臨んだ日本が3-0で勝利し、決勝進出を決めた。

 日本は、U-20ワールドカップの出場を決めた準々決勝のタジキスタン戦から、ボランチの市丸瑞希を除くスタメン10人を入れ替えた。

 試合は6分、日本が早くも先制。セットプレーから岸本武流がこぼれ球を押し込み、ゴールネットを揺らした。さらに日本はセットプレーで畳み掛ける。10分、初瀬亮の直接FKは相手GKの好守に阻まれたものの、こぼれ球を中村駿太が押し込み、2点目を奪った。日本が2トップのゴールで2-0とリードする。

 日本は18分にベトナムに初めてのシュートを許すが、ほとんどの時間帯をベトナム陣内に押し込み、危なげない試合運びを見せる。

 25分、日本は右サイドから崩し、グラウンダーの折り返しを受けた岸本が鋭いターンから左足で狙うも相手GKのファインセーブに阻まれる。直後のCKから、こぼれ球を拾った長沼洋一が強烈なミドルを放ったが、これも惜しくも枠を捕らえきれなかった。

 28分、日本にビッグチャンスが訪れる。前線のパス交換から岸本がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。しかし、このチャンスに初瀬のシュートは相手GKの好守に阻まれてしまった。スコアは2-0と変わらない。

 39分、日本はCKからのこぼれ球を原輝綺がダイレクトボレーで狙うが、惜しくも枠を外れる。

 日本はその後もチャンスを作り続けたが、追加点は決めきれず2-0で前半を終了した。

 後半立ち上がり、日本はベトナムに押し込まれるが、CB板倉滉、町田浩樹を中心に凌ぎ、ゴールを割らせない。すると50分、日本は中村が相手ゴール前で粘り、DFのクリアをブロックしたボールがそのままゴールに吸い込まれた。日本が待望の3点目を挙げる。

 62分、ボランチの市丸に代わり、富安健洋が投入される。直後のFKのこぼれ球をその富安がボレーで狙うが、ここは相手GKの好守に阻まれた。

 さらに日本は65分、ペナルティエリア内に侵入した中村が中央へ折り返すと、岸本が飛び込むが打ち切れない。

 日本は4点目こそ奪いきれないものの、終始押し気味に試合を進める。89分には岸本に代えて、エースの小川航基を投入する。

 結局、日本は最後まで危なげない試合運びで3-0で勝利。槙野、柏木らを擁する「調子乗り世代」が臨んだ2006年大会以来の、10年ぶりの決勝進出を果たした。

 決勝は10月30日、イランを6-5で下したサウジアラビアと対戦する。