27日、韓国の朴槿恵大統領の演説草稿など国家機密に関する文書を受け取り、大統領府の人事にも介入していたとされる朴政権の「陰の実力者」崔順実氏をめぐり、その傍若無人ぶりを示す証言が次々と飛び出している。資料写真。

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2016年10月27日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説草稿など国家機密に関する文書を受け取り、大統領府の人事にも介入していたとされる朴政権の「陰の実力者」崔順実(チェ・スンシル)氏をめぐり、その傍若無人ぶりを示す証言が次々と飛び出している。韓国・東亜日報は、崔氏行きつけの銭湯のあかすり師が語ったエピソードを報じた。

崔氏が娘のチョン・ユヨン(後にユラに改名)氏と昨年までの約20年、毎日のように通っていたという女性専用銭湯は、ソウル中心部の狎鴎亭洞にある。古びたアパートの地下、間口も決して広くなく高級感は感じられないが、近所の住民らは「いわゆる町の銭湯とは違う」と言う。完全予約制で、セレブ女性たちの交流の場として使われているというのだ。マッサージは最低でも10万ウォン(約9200円)、客は皆運転手付きの車で乗り付けるため駐車場はない。

ここで崔氏親子を20年近く担当してきたあかすり師のAさんは崔氏について、「1時の予約なのに3時ごろに来て、あかすり中の他の客より先にやってくれと無理を言うことが多かった。傍若無人ぶりがひどく、他の客と大声を上げてけんかをすることもしょっちゅうだった」と述べた。また、娘のチョン氏が8歳の頃、あかすりの最中に何度も起き上がるので「おばさんがあかすりをしてあげるから横になって、ユヨン」と言い聞かせたところ、いきなりチョン氏に頬をたたかれたとも語った。この時、チョン氏と一緒に来ていた親戚の女性は店を出た後、まるで自慢でもするように「ユヨンがおばさんをたたいたんだって」と話していたそうだ。

このほかチャンネルAでは、チョン氏が高校時代、出席の問題を指摘した担任の教師を崔氏が交代させたとの報道が出ており、この教師のインタビューも報じられた。韓国のネットユーザーからは、こうした崔氏のパワハラ行動について、多数のコメントが寄せられている。

「崔順実だけにフォーカスを当てるべきじゃない。朴槿恵氏だって似たような人間のはず」
「ナッツ姫(ナッツリターン事件で起訴された大韓航空元副社長のチョ・ヒョナ氏)よりひどいのが出てきたね」
「映画のストーリーよりも非常識なことがこの韓国で起こっている。まるで夢を見ているようだ」

「子どもにパワハラを教えてたのか」
「どんな教育を受けてきたんだ?」
「全財産を没収して無期懲役にしてやれ」

「完全に人間のクズだな」
「こういう人たちは自分の行動を恥ずかしいと思ってないんだよな。似た者同士で集まってるし」
「こういう証言だけでも崔氏がどんな女なのかよく分かる」(翻訳・編集/吉金)