映画「幸福のアリバイ〜Picture〜」完成披露試写会に登壇した入山法子、渡辺大、木南晴夏、山崎樹範、陣内孝則監督、柳葉敏郎、浅利陽介、佐藤二朗、柾木玲弥(左から)/(C)2016「幸福のアリバイ〜Picture〜」製作委員会

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陣内孝則が約9年ぶりにメガホンを取った映画「幸福のアリバイ〜Picture〜」の完成披露試写会が都内で行われ、陣内監督の他、柳葉敏郎、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、柾木玲弥、入山法子、渡辺大、佐藤二朗が登壇した。

【写真を見る】映画のワンシーン。「見合い」「結婚」で共演した山崎樹範、木南晴夏/(C)2016「幸福のアリバイ〜Picture〜」製作委員会

同作品は、人生における数々の節目を舞台に、日常の悲喜こもごもを“写真”というキーワードを通して5つのエピソードで描くオムニバス喜劇。脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平が務めた。

3本目となる長編映画監督作に、陣内監督は「俳優としては完璧だが、監督としては未熟。皆さん全員が満足できる作品だとは思っていないけど、面白いと思ったら近隣の方にそう伝えてください。つまらないと思ったら『君の名は。』みたいな映画だったよ、と言ってくれたらうれしい」とおどけた。

また、出演者の中井貴一が撮影後に現金を置いていったことや、柳葉が前売り券を大量購入したことを明かし、「映画監督の才能には恵まれていないかもしれないけど、友人には恵まれました」とうれしそうに語り、「山崎と柾木も頼むよな!」とプレッシャーをかけていた。

「葬式」に出演する佐藤も「撮影現場は(栃木の)足利にある古い日本家屋でクーラーもなし。通夜の設定なので、昼でも夜にするために暗幕で窓をふさぐ。しかも男だらけの現場で、陣内監督も掛け声が大きくて暑苦しくてむさ苦しかった。総じて楽しい現場でした」と笑いを誘う。

「見合い」「結婚」に出演する山崎は「台本を読んだ時に、まさに俺だとスムーズに役に入れた役作りゼロの駄目男。木南さんとは初共演ですが、話し合いもせずに役にすっと入れたし、芝居か現実か分からず、前に付き合っていたっけ?と思ってしまった」と木南に熱い視線を送ったが、木南に「芝居です。怖い!」と拒否されていた。

さらに「誕生」に出演する柳葉について、陣内監督は「ギバちゃんは休みの時にも東京までわざわざ来てくれて感謝感激。しかも、長ぜりふも全部頭に入っていた。トレンディードラマ時代には感じた事のないものを感じた」と絶賛。

柳葉は「陣内さんから直接オファーもらって『断ってもいいからね』と再三言われた。それは断れないでしょう。受けた以上は一生懸命やった」と絆の深さを見せ、陣内監督は「ギバちゃんと役者として仕事をするのは10年以上ぶり。中井さんや柳葉さんくらいのクラスになると、僕以上に役を掘り下げてくる」と、ベテラン2人の役者としての魅力を語った。

40分間の舞台あいさつは、終始会場が笑いに包まれ、陣内監督の元に集結したキャストとのチームワークの良さを感じる時間に。なお、映画は11月18日(金)から全国公開される。