ベトナム戦で先発が有力な岸本。チャンスを確実に活かしアピールできるか。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間27日にベトナムとの準決勝に臨むU-19日本代表は、これまでと大きく先発メンバーを入れ替えて臨む可能性が高い。

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 前日の戦術練習から推測すると、その顔ぶれはGK廣末陸(青森山田高)、DF板倉滉(川崎)、MF遠藤渓太(横浜)など控え組が中心となりそうで、おそらくはFW岸本武流(C大阪)も名を連ねるだろう。
 
 岸本は今大会初戦のイエメン戦で先発したものの、不完全燃焼のまま後半に途中交代。3戦目のカタール戦でも75分からピッチに立ったが、シュートチャンスで枠を外すなど不本意な出来に終わっていた。
 
 三たび巡ってきそうな出番に対し、本人は「(試合に)飢えまくっているので楽しみです」と意欲を燃やしつつ、「コンディションは悪くないので、明日はどれだけ点が取れるかしか考えていない」と強気な姿勢も見せる。
 
 今大会ではチャンスでアピールに失敗し、同じFWでは、小川航基(磐田)、岩崎悠人(京都橘高)がともに3得点を挙げている。当然、悔しさを噛みしめているはずで、その思いが闘志を俄然強めているに違いない。
 
 C大阪U-23でチーム2位タイの4得点を奪うストライカーは、ゴールを意識する一方で、チームプレーでも貢献するつもりだ。「後ろでボールを回す感じ」のベトナムに対し、「狙いどころを決めて(前線から)はめていくことができるので、そこをチャンスにしていきたい」とイメージを膨らませる。
 
 いずれにせよ、アピールに成功すれば今後の展望が開けるのは間違いない。来年にはU-20ワールドカップへの舞台が待っているだけに、チャンスが訪れた際は是が非でもインパクトを残したい。 
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)