バリアフリーの企画、設計を手がけるミライロ(本社・大阪市)が、障害者モニターに点字ブロック上を通行してもらい、その評価を聞き取る調査を実施したところ、車いす利用者の6割以上が通行しづらく感じていたという結果を2016年10月17日に発表した。

調査は7月27日〜8月27日にかけて行われた。歩道や駅のホームに設置されているものと同じタイプの点字ブロック上を室内に用意し、視覚障害者21人(全盲9人、弱視12人)と車いす利用者20人のモニターに通行してもらった。

その結果、点字ブロックの評価を「良い」「やや良い」とした割合は、視覚障害者では76%だったが、車いす利用者は5%にとどまった。一方、「悪い」「やや悪い」と答えた車いす利用者は65%で、「点字ブロックの溝にタイヤを取られてしまう」「凹凸による振動や段差が負担になる」「車輪が滑りやすくなり、車いすの操作に影響が出ることがある」という意見が出た。