昨年2月に台北市内の川に墜落したトランスアジア航空のプロペラ機

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(台北 27日 中央社)行政院(内閣)直属の飛航安全調査委員会(飛安会、航空事故調査委員会)は27日、最近10年間に起きた航空事故のうち、プロペラ機の全損事故率が世界平均より高かったとするデータを明かした。

台湾では2014年7月と2015年2月、トランスアジア(復興)航空のプロペラ機が相次いで墜落する事故が起きている。飛安会の黄煌キ主任委員によると、飛行100万回当たりのプロペラ機の全損事故率は3.09で、世界平均の1.76より高いという。一方で、ジェット機の全損事故率は0.58。10年前の3.18より低下した。(キ=火へんに軍)

黄主任委員は、飛安会を含め航空業従事者はこの結果を深刻に受け止めなければならないと強調。安全性の向上に努め、事故防止策を徹底的に講じることが必要だと警鐘を鳴らした。

(劉冠廷/編集:齊藤啓介)