26日、台湾では日本への勝利を祝うどころか、親日ムードが広がっているという。

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2016年10月26日、環球時報は記事「抗日戦争の記憶を失いつつある台湾人、社会に広がる親日ムード」を掲載した。

25日は台湾が中華民国に復帰した記念日、台湾光復節だ。かつては200万台湾ドル(約660万円)もの予算が投じられて盛大な式典が行われていたが、年々存在感を失っている。台湾紙・自由時報によると、24日に行われた台湾立法院内政員会では「光復(回復)は漢民族の視点だ」として来年度から予算をゼロにするよう民進党議員が提案した。式典を担当する中華民国台湾省政府は今年度の予算額はわずか10万台湾ドル(約33万円)に過ぎないとして理解を求めた。

日本と戦って台湾を取り戻したとの意識が薄れる一方で、台湾社会には親日意識が広がっている。台湾人が求めているのは美しい環境、便利さ、安全など。日本を旅行すればそのすべてを体験することができると感じる人が増えているためだ。「もしわれわれが日本に勝利しなければ今の生活はありえただろうか?」変わりゆく台湾社会に国民党関係者からは焦りの声が漏れ聞こえる。(翻訳・編集/増田聡太郎)