日本を訪れる中国人観光客の多くは、日本の印象について礼儀正しさ、親切さを挙げる。観光客が日本に滞在するのはせいぜい1週間。それよりもはるかに長い期間日本で過ごすことになる中国人留学生は、普段接する日本人に対してどんな印象を持っているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人観光客の多くは、日本の印象について礼儀正しさ、親切さを挙げる。観光客が日本に滞在するのはせいぜい1週間。それよりもはるかに長い期間日本で過ごすことになる中国人留学生は、普段接する日本人に対してどんな印象を持っているのだろうか。

 中国メディア・人民日報海外版は20日、「日本への留学生は、身の回りの生活についてどう考えているのか」とする記事を掲載した。そのなかで「留学生たちの目に映る日本の市民はどんなものなのだろうか」としたうえで、留学生たちの声を紹介している。

 まず最初に「ルールや秩序が、日本の社会を動かす重要なメカニズムになっている」との意見を紹介。この学生は、多くの日本人は決められたルールを守り、けじめがしっかりとついているとしている。しかしその一方で、「ルール外の事については話し合いの余地がなく、人情を頼りに融通を利かせようとしてもできない」という堅苦しさも感じているようだ。

 続いて紹介したのは、「他人に迷惑を掛けないというのが、大多数の日本人に共通する性格。日本人の付き合いでは日常的に『すみません』という言葉を聞くことができる」との声だ。また、恩に報いるという考え方が日本人に深く根付いていて、「自分も影響を受けた」と説明。中国人の友人と話をするときに「随分と遠慮深くなったね」と言われるようになったことを明かしている。

 さらに、「父親の友人である日本人が新潟在住で、自分が東京に留学することを知ると、毎年新潟のコメやサクランボ、梨を送ってくれた」というエピソードを紹介する留学生もいたことを伝えた。

 記事は「現地の人びととの付き合いは、彼らの留学生活に少なからぬ影響を与えるのである」としている。長い留学生活、日本人や日本の習慣に接するなかで嫌な思いをすることも多いだろう。しかし、嫌な思いをするのと同じくらい心温まる触れ合いもあるはず。そんな触れ合いの数々が、留学生たちをより成長させるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)