26日、香港の立法会前で1万人規模の抗議デモが起き、立法会の宣誓時に反中発言をした議員らの議員資格はく奪を求めた。写真は游氏(左)と梁氏(右)。写真提供:Hong Kong In−media。

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2016年10月26日、環球時報によると、香港の立法会前で同日午前、1万人規模の抗議デモが起き、立法会の宣誓時に反中発言をした議員らの議員資格はく奪を求めた。

今月12日、香港の議会に当たる立法会が新たに開会。議員らは規則に従い、「香港は中国の不可分の一部」と定めた香港の憲法に当たる基本法を守ることなどを宣誓したが、一部の新任議員が英語の宣誓文の「China」の部分を広東語の「支那」と発音し、「香港は中国の一部ではない」との垂れ幕を掲げた。これにより梁頌恒(リアン・ソンヘン)氏、游●禎(ヨウ・フイジェン、●は草かんむりに惠)氏は宣誓が無効と判断された。

宣誓文をゆっくり読んだことや宣誓文の漏れや不適切な追加を行ったとしてさらに3人が宣誓無効とみなされ、19日の再宣誓で2人が宣誓を終えたが、1分ほどで読み上げられる文章を12分ほどかけ読み上げた劉小麗(リウ・シャオリー)氏と梁氏と游氏の3人は親中派議員の一斉退場により再宣誓が阻止された。梁氏と游氏は反中発言が目立ったため、批判は2人に集中している。

3氏の再宣誓は当初26日に予定されていたが、立法会の梁君彦(リアン・ジュンイエン)主席は延期を発表。それでも26日には梁氏、游氏に抗議するため1万人余りの人が集まり謝罪と議員資格のはく奪を求めた。同様の動きはネットでも行われすでに110万人の支持を得ている。

一方、梁氏、遊氏の2人は宣誓を終えていないため議会への参加は認められていないが、26日両氏は民主派の協力のもと議会に乱入し、結局議会が中止になってしまった。両氏は親中派の宣誓阻止や再宣誓を延期させた梁主席に現在の局面を作り上げた責任があり、来週水曜日に予定されている議会でも再宣誓のチャンスを得るべく議会に乱入する可能性を示唆している。

一方、親中派議員からは両氏の議員資格はく奪を求める声が高まっており、「議会を開くことは議員の責任で、われわれは香港の人のために議論する必要がある。議会が中止になるのは非常に遺憾だ」と乱入により議会を中止させた梁氏、游氏を批判する見方が強い。(翻訳・編集/内山)