27日、北京青年報によると、中国北京市のショッピングモールで始まったアニメフェアがネットユーザーの大注目を浴びている。写真はフェアに展示された「ONE PIECE」のキャラクター人形。

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2016年10月27日、北京青年報によると、中国北京市のショッピングモールで始まったアニメフェアがネットユーザーの大注目を浴びている。その理由は「スケールが大きい」「展示物が豊富」などではなく、「キャラクター人形が不細工すぎる」から。さらに著作権の問題も浮上するなど混迷が続きそうな気配を見せている。

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中国のネット上で酷評されているのはVIVA北京富力広場で今月18日に始まったイベントだ。フェア名称を「進撃のVIVA」とし、会場には「進撃の巨人」や「NARUTO−ナルト−」、「ONE PIECE」など日本の人気作品のキャラクター人形を展示。約1カ月にわたって開催される予定だが、ネットユーザーからは「人形の体…バランスがおかしすぎるし、髪だって大ざっぱすぎ」「キャラクターの人形を作る以前の問題。よくぞここまで不細工に」などの声が上がり、見学者からは「ネットで『最も不細工なアニメフェア』と騒がれているのを知って会場に来てみた」というコメントも。イベントの主催者はこれらの指摘に対して「展示物には確かに問題が存在する。わずか20日という制作時間で、理想的な形になる前の状態で並べてしまった」などと説明し、フェア3日目に人形の手直しを行ったことを明らかにした。同氏は「初日に比べたらオリジナルに近づいたはず」と語るが、問題はここで終わらない。

「NARUTO−ナルト−」の中国での著作権を管理する「皮楽中国(ぴえろチャイナ)」は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)を通じて「キャラクター人形や絵は勝手に展示されており、権利侵害にあたる」と法的手段を辞さない考えを表明している。関係者の1人は「無許可で人形が展示されている上、作りがひどすぎる。手直ししたとしても許されるものではない。作品イメージが大幅に損なわれた」などと指摘。イベント主催者に人形などの即時撤去を求めたことを明らかにした上で、「撤去は最も基本的な要求。法的手段に訴えるかどうか、日本側が現在、協議を行っている」と説明した。(翻訳・編集/野谷)