27日、韓国の朴槿恵大統領の演説草稿など、国家の重要機密情報を事前に入手していたことが発覚した朴大統領の友人・崔順実氏が、一連の問題を受けた大統領による謝罪会見後初めて韓国メディアのインタビューに答えた。写真は韓国の国会議事堂。

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2016年10月27日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説草稿など、国家の重要機密情報を事前に入手していたことが発覚した朴大統領の友人・崔順実(チェ・スンシル)氏が、一連の問題を受けた大統領による謝罪会見後初めて韓国メディア・世界日報のインタビューに答えた。

崔氏は先月3日にドイツに向け出国、自らが設立した財団の資金流用疑惑などさまざまな問題が噴出したことから他国に身を潜めているとのうわさもあったが、ドイツ・ヘッセン州のホテルでインタビューに応じた。

崔氏はまず、朴大統領が演説草稿の流出問題で国民に謝罪したことについて問われ、「大統領は立派な方であり国のことだけを考えているのに、そんな方に心痛を負わせてしまったことをおわびしたい。本当に間違ったことをした。申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。また、大統領の演説文を発表前に自身が訂正した事実を認め、「朴大統領の気持ちがよく分かるから心境の告白について手助けをした」とその理由を説明、当時はそうした文書が国家機密とは知らず問題になるとは思っていなかったと告白した。しかしこうして大きな問題となった今、「朴大統領に頭を下げ、死んでしまいたい気持ちだ」と述べた。

一方、大統領府人事に介入した疑惑や、財団の資金流用疑惑については否定、騒動で「記者たちがやって来て私を犯罪者に仕立て上げてしまった」と訴え、現在の生活については「もう生きる意味もない。今日にでも薬を飲んで死ねる」と吐露した。

このインタビューに対する韓国人の注目度は非常に高く、記事には2万件を優に超えるコメントが寄せられている。

「まず韓国に戻って調べを受けるんだね。早く帰国を」
「報道記者がドイツまで訪ねて行ってるのに、検察はなぜ行かないんだ?」
「絶対に死なせては駄目」

「うそうそうそ、すべてがうそだ」
「国民の前で土下座して真実を明かせ」
「薬を飲んで死ねると脅迫してるのか?記者たちが自分を犯罪者にしたなんて、いまだに何が間違っていたのかまったく分かってないみたいだね」

「演技がいまいちだな。NG!やり直し!」
「なんとなく兪炳彦(ユ・ビョンオン。14年に沈没したセウォル号所有会社の実質的オーナー)を連想する」
「実にずうずうしい。国民を怒らせるためにインタビューを受けたのか?」(翻訳・編集/吉金)