近年、中国人旅行客が日本製品を爆買いしたことなどをきっかけに、中国では日本製品の質の高さが改めて注目され始めている。例えば、中国人が爆買いした温水洗浄便座においては、中国企業も日本企業の製品と似た機能を持つ類似製品を生産しているが、中国企業の製品は洗浄の水圧が強すぎて服が濡れてしまうトラブルが起きるなど、使い心地や信頼性において日本製品とは明確な差が存在する。(イメージ写真提供:123RF)

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 近年、中国人旅行客が日本製品を爆買いしたことなどをきっかけに、中国では日本製品の質の高さが改めて注目され始めている。例えば、中国人が爆買いした温水洗浄便座においては、中国企業も日本企業の製品と似た機能を持つ類似製品を生産しているが、中国企業の製品は洗浄の水圧が強すぎて服が濡れてしまうトラブルが起きるなど、使い心地や信頼性において日本製品とは明確な差が存在する。

 そして日本製品の質の高さをもたらしているのは、日本人の「真面目さ」にあると主張する声もある。中国メディアの今日頭条は25日、日本人の「こつこつと努力を継続できる真面目さは恐怖すら感じる」と伝える記事を掲載した。

 記事は、「日本は小さな島国であるにもかかわらず、中国人の生活に与える影響は非常に大きい」と指摘し、日本の製品やアニメや漫画などの各種コンテンツは「こつこつと努力を継続できるからこそ、良質なものが生まれる」との見方を示した。さらに、日本では「努力すれば成功できる」と考えられていることを伝え、学校でも「がんばること」、「努力すること」、「やり遂げること」が教えられていると指摘した。

 中国国内では電子製品や自動車など、中国人の生活や暮らしに大きな影響を与える日本製品は少なくないとし、こうした質の高い製品を作れるのは、日本人が「がんばること」、「努力すること」、「やり遂げること」を実践しているためであるとの見方を示した。

 不動産バブルが指摘されている中国では、人びとは「できるだけ簡単に、できるだけ速く金を儲けること」を考えがちだという指摘がある。こうした考え方は中国においては「商才がある」と評価されるのかもしれないが、長期的な視点でみれば継続性に乏しい考え方であるのは間違いない。中国製品の質を向上させ、中国の製造業の競争力を高めるためには「こつこつと努力を継続できる真面目さ」が必要だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)