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三菱航空機はこのほど、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第18号にて、10月のトピックスを発表。米国での飛行試験開始のほか、松阪工場竣工・鋲打ち式について報告している。

10月3日には松阪工場にて、MRJ水平/垂直尾翼の組立開始に伴い、100人以上の関係者が参加し、竣工・鋲打ち式を開催。式典にはローンチカスタマーであるANA社員も出席した。今回鋲打ちを行ったのは、量産初号機の垂直尾翼にある構造部品となる。松阪工場での部分組立後は、小牧南の最終組立工場での作業が続く。

現地時間の10月6日には、米国ワシントン州航空業界団体であるAerospace Futures Allianceがシアトルで開催したサミットに社長の森本浩通が出席し、三菱航空機を代表して「Company of the Year Award」を受賞。これは、州内の雇用と経済への貢献が評価されたもので、式ではワシントン州のジェイ・インズリー知事からMRJに対する応援のコメントがなされた。

10月11日〜13日には、欧州で開催されたEuropean Regions Airline Association(ERA)に出展。ERAのAssociate Board Memberに、欧州三菱航空機社長の熊谷宜久氏が今回初めて選任された。また、日本では4年に一度開催される国際航空宇宙展(JA2016、10月12日〜15日)にも出展した。

現地時間の9月28日(日本時間の9月29日)にモーゼスレイクに到着した飛行試験機初号機は、10月17日(同10月18日)に米国では初めてとなる飛行試験を実施。現地時間13時過ぎにグラント・カウンティ国際空港を離陸した初号機は、モーゼスレイク近隣の空域を飛行し、3時間18分のフライトを実施して同空港に着陸。飛行領域や搭載機器の確認などを行った。

なお10月11日には、三菱航空機本社内で実施したエアロリース社のジェップ・ソーントン代表による講演会の中で、「エアロリース社は、初号機のモーゼスレイクへの到達や、これまで三菱航空機が獲得してきた受注の一つひとつが大きなマイルストーンであると信じています。私たち、そして三菱航空機の皆さん全員が、今は成功の道を見つける過程にあり、そこには数々の挑戦があることを理解しなければなりません。自分自身を信じて前に進み続けましょう。私たちは、MRJが最高の作品になることを確信しています」とコメントしている。

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