(写真提供=SPORTS KOREA)プレミア12でも活躍した千葉ロッテのイ・デウン

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韓国でスポーツ選手のタトゥーがちょっとした話題になっている。きっかけはプロ野球選手であるイ・デウン(千葉ロッテ)とオ・ジファン(LGツインズ)のタトゥーだ。

ふたりは兵役対象年齢に差し掛かっており、兵役の代替制度のひとつである義務警察に入隊して、野球特技兵としてソウル市警察庁野球団に入団すべく、ソウル市警察庁の義務警察選抜テストを受けた。

しかし、不合格判定。その原因が体に刻まれたタトゥーだというのだ。

ソウル市警察庁によると、ふたりは一次テストとなる書類審査は通過したが、二次試験となる身体検査で落ちたという。

病弱ならともかく、現役のプロ野球選手として活躍するふたりである。身体検査に引っかかったと聞いて持病や故障個所があったのかと思われたが、身体に異常があったわけではかったらしい。

では、なぜ、タトゥーが原因で不合格となったのか。

義務警察の選抜試験及び身体検査の基準によると、「(刺青を入れた)施術動機、意味、大きさと露出の程度が、義務警察の名誉を毀損する恐れがあると判断される者」は入隊できないという。

ちなみにタトゥーの大きさは、「身体各部位に見える面で20%を超過してはいけない」とかなり細かい。この基準に則って審査委員が受験者のタトゥーを総合的に判断して決定するそうだが、イ・デウンとオ・ジファンは基準よりもタトゥーが多いと判断されたらしい。

イ・デウンは首に家族のイニシャルを刻み、オ・ジファンは左腕に“no pain,no gain”という言葉を刻んでいるが、それが問題視されたようである。

タトゥーが原因で義務警察野球団に入隊できなかった前例がないだけに、韓国の野球ファンたちの間ではちょっとした話題になっている。

もっともショックを隠せないのは、タトゥーが原因で不合格となったふたりだろう。

特にイ・デウンは心配だ。まだ26歳で兵役入隊リミッドまで猶予があるオ・ジファンは、タトゥーを消して来年の義務警察選抜テストをもう一度受け直せばいいが、イ・デウンは27歳でもはや待ったなしの状態。このままでは一般人たちと同様、現役兵として兵役を務めることになり、そうなると約2年間、野球から遠ざかることになる。

果たしてイ・デウンの運命は…。タトゥーが原因で一般兵になり、バッドやボールの代わりに銃を持たなければならないなんて、惨すぎるだろう。

(参考記事:気になる千葉ロッテマリーンズのイ・デウン(李大恩)の軍入隊。過去には泣く泣く帰国した選手もいた!!)

(文=S-KOREA編集部)