中国で大型連休を迎えるたびに、多くの中国人が日本を観光で訪れる。10月1日の国慶節(建国記念日)に絡む大型連休中も多くの中国人旅行客が訪日した。近年、日本は韓国やタイと並んで中国人の人気渡航先となっているが、この人気ぶりの背後には「日本が中国人を惹きつける理由」があるはずだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国で大型連休を迎えるたびに、多くの中国人が日本を観光で訪れる。10月1日の国慶節(建国記念日)に絡む大型連休中も多くの中国人旅行客が訪日した。近年、日本は韓国やタイと並んで中国人の人気渡航先となっているが、この人気ぶりの背後には「日本が中国人を惹きつける理由」があるはずだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人が日本を旅行先に選ぶ理由をまとめ、紹介する記事を掲載。「中国人が日本に行きたくなる理由」を考察している。

 記事は複数の写真を掲載しつつ、日本の魅力として「和服」や、「街が清潔で空気も澄んでいる」こと、必ず化粧をして外出する「日本人女性」、春になると空が埋まるほど満開に咲く「桜」など、多くの中国人が日本のドラマやアニメで見たことがあるであろう光景を取り上げている。中国からすれば別世界のようなこうした描写に対し、中国人の多くは「本当に日常の光景なのか、自分の目で確かめてみたい」と思うのかも知れない。

 また、よく言われる日本人の優しさや礼儀正しさ、日本社会の秩序も魅力的だとした。例えば、遊園地の所定の位置に「ベビーカーが整然と並んでいる」光景や、信号が赤になっても道を渡りきれないお年寄りを待っていてくれる自動車、個人商店にも「偽物が売っていない」こと、客が昇降しやすいように「踏み台を置いてくれるバスの運転手」、ゴミ捨て場に「ゴミが整然と置かれている」ことなど、日本では特に珍しいことのない、ごく当然のことばかりだが、中国人旅行者にとっては感動するポイントだという。

 興味深いのは、記事が紹介している「中国人が日本に行きたくなる理由」のほぼすべてが、「日本の日常風景」だということだ。買い物がしやすい、質の良い製品が多いといったショッピングに関することは挙げられていない。爆買いが目立った中国人の日本旅行も様変わりし、買い物よりも中国で体験できないことに魅力を感じていることが見て取れる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)