中国メディアの今日頭条は22日、日本と中国をさまざまな角度から比較する記事を掲載し、中国の読者に向けて「中国と比較することで、日本という国が見えてくる」と伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は22日、日本と中国をさまざまな角度から比較する記事を掲載し、中国の読者に向けて「中国と比較することで、日本という国が見えてくる」と伝えている。

 記事はまず、日本と中国の国土面積について比較し、「日本の国土は中国の25分の1しかない」と紹介。約960万平方キロメートルの国土を持つ中国に対し、日本の国土面積は約37万平方キロメートルにとどまると指摘し、「中国人が日本を小日本と呼ぶのは、日本の国土の小ささも理由の1つ」と論じた。ちなみに小日本というのは、中国における日本に対する蔑称だ。

 次に、日本の人口は約1億2000万人であり、中国の約10分の1にとどまることを指摘する一方、日本は1平方キロメートルあたり300人以上が住んでいる計算となり、人口密度の高い国だと紹介。「国土は広いが、人が住むには適さない土地が多い中国とは対照的」と論じた。

 また、日本と中国の国内総生産(GDP)と1人あたりGDPを比較。国際通貨基金(IMF)によれば、中国の2015年のGDPは10兆9828億ドルであったのに対し、日本は4兆1232億ドルにとどまり、2倍以上の差がついた。一方で、中国の1人あたりGDPは7989ドル、日本は3万2485ドルと4倍の開きがあり、国土が小さく、人口も少ない日本のほうが効率よく付加価値を生み出せていることを紹介した。

 そのほかにも記事は、軍事や貿易、国民の寿命などについても比較を行っているが、こうした比較から見えてくるのは「規模の中国」と「質の日本」という構図だ。例えば、貿易では中国の輸出入の額は日本を大きく上回っているが、中国が輸出している製品の多くは付加価値の低い労働集約型の製品だ。一方、日本は自動車や半導体電子部品など付加価値の高い製品の輸出が多いことが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)