「黒い十人の女」に出演中の成海璃子

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毎週木曜に日本テレビ系で放送中のドラマ「黒い十人の女」。妻以外に9人の愛人がいるテレビプロデューサー・風松吉(船越英一郎)を巡り、その愛人たちが水面下で繰り広げる「女の戦い」が、大きな話題を集めている。

【写真を見る】第1話からひどい目に遭ってきた久未(成海璃子)だが、今後の展開でその人となりにも変化が?/(C)YTV

今回、同ドラマに「愛人役」として出演中の女優陣にリレーインタビューを敢行。記念すべき第1回は、神田久未役で出演する成海璃子を直撃。自身の役柄についての印象や、現場での様子などについて語ってもらった。

――まず、今回演じられている久未という役柄についてお聞かせください。

久未は、風が勤めるテレビ局の受付嬢をやっていて、風の愛人の1人です。9人の愛人の中では、1番アクが強くないというか(笑)。割と普通な視聴者に近い目線で物事を見ているのですが、一方で(愛人たちの争いなどに)どんどん巻き込まれて行ってしまう女です。

――最初に「妻以外に9人の愛人がいる男をめぐる話」と聞かれた時、率直にどのようなことを思われましたか?

(原作である'61年公開の映画が)もともとすごく有名な作品ですし、あの時代にそういうストーリーをやってたこともすごいと思います。でも今、(このタイミングで)そういうドラマを作るっていうのもなかなかすごいことだなと思って(笑)。楽しくやれそうだなと思いました。

――ご自身の性格と比較して、久未と共通している部分はありますか?

似ている部分は…、私自身は結構主張が強いタイプなので(笑)、真逆ですかね。男性に対してもさっぱりしているタイプだと思うので。久未は(10股など)いろんなことが発覚して、不倫ということ自体に悩んでいるけど、離れられないっていう状況は、ちょっと自分では想像できないですね。

――第1話で、久未が教育番組風のキャラクター(CV:バカリズム)を相手に不倫から逃れられない心情を解説する場面がありましたが、成海さんご自身は「不倫」という現象についてどのようにお考えでしょうか?

「どこからが不倫か」とかっていうのがよく分からないんですが、想像していたより恐ろしいなと思いました。慰謝料がどうとか、「うわ〜手出したくない!」って思いましたね。怖いな〜って。

――第1話から、佳代(水野美紀)や美羽(佐藤仁美)といったベテラン愛人に巻き込まれる形で他の愛人たちと関わることになりますが、個性豊かな愛人たちの中で「この人はヤバい!」と思うのはどのキャラクターでしょうか?

やっぱり強烈なのは佳代さんと美羽さんですね。佳代さんは悪気なく愛人たちをつなげて仲良くしようとする、相当変わっている人で。でも、最後まであの感じだったらいいんですが、後半で性格がすごい豹変したらものすごい怖いなって思ったりしますね。

美羽さんは、いわゆる「怖い女」ですよね(笑)。結構、関わりたくないタイプの女性ですね。(美羽自体は)怖いんですけど、現場で佐藤さんと撮影している分には、振り回されたり、転がされている感じも楽しくなってきましたね。

――今現場のお話も出ましたが、その他の愛人たちや友人とのシーンについて、現場の様子などをお聞かせください。

不倫しているのに、びっくりするくらい船越さんとご一緒するシーンが少ないんです(笑)。それぞれの愛人とのシーンでしかお会いしないので、1話でワンシーン絡むか絡まないかというほどで。主役の方とここまでご一緒しないことはなかなかないですね。

私は水野さんと佐藤さんとご一緒するシーンが多いので、何かお2人といることに対して居心地が良くなってきましたね。お2人とも性格がさっぱりした方なので。楽しく、気楽にやらせてもらっています。

――撮影の合間などはどんなお話をされていますか?

水野さんと佐藤さんとは、3人とも「ポケモンGO」をやっていたので(笑)。佐藤さんはもう(今捕まえられる)全てのポケモンを捕まえたそうで。大体はポケモンの話をしてると思います(笑)。

――成海さんからご覧になって、船越さん演じる風松吉という男の魅力はどんなところだとお考えですか?

映画の風と描かれ方は全然違うと思うんですが、とにかく謎ですよね。パッと見ですごく(浮気をしていそうな)説得力があるタイプではないというか、愛人がいそうな感じ、10股している感じに見えないというか。

多くも語らないですし、「不思議な魅力」っていうことなんですかね? あとは女性に対して優しいですね。結構かわいい感じとか、女性に甘えたりする描写もあるので、そのあたりが魅力なんじゃないでしょうか。

――バカリズムさんの脚本を最初にお読みになっていかがでしたか? また、演じる上で印象が変わった部分はありましたか?

(回を追うごとに)どんどん本もらうのが楽しみになってきましたね。毎回予想外な展開を見せていきますし、しかも各話ごとにテイストも微妙に変わっていたりするんです。

現場で一度お会いしたんですけど、その時にも「次の話ですごい大変なシーンあるんですけど、すみません」ということ言われたんです。なので、覚悟していたら、確かに面白いシーンが書いてあって(笑)。バカリズムさん自身も、楽しんで書いてくださっているんだなと思います。

――この場を借りて、愛人役を演じているキャストの皆さんに言いたいことなどはありますか?

う〜ん、皆さん割と毎日のように会っているので…。あ、トリンドル玲奈さんがかわいいですね(笑)。現場で会うと、ちょっと照れちゃうんですよね。(かわい過ぎて)直視できないです。最近同い年だということも分かったので、仲良くなりたいな〜という気持ちです(笑)。

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

愛人1人1人の濃いキャラクターや、毎話繰り広げられる愛人たちのバトルは見どころですね。あとはやっぱり、映画版とはだいぶテイストの違う作品になっていますので、どんな結末になるか私自身もすごく楽しみにしています。皆さんも楽しんでもらえたらなと思います。