ビール好き必見!キリンビール横浜工場の工場見学がリニューアル

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2016年10月1日(土)より、キリンビール横浜工場の工場見学がリニューアル。プロジェクションマッピングなど最新技術も盛り込み、今まで以上に楽しい見学コースになったのだとか! 早速遊びに行ってみました。

◆ビール好き必見!最新技術を取り入れた、工場見学が楽しすぎる

横浜で100年以上もビールを作り続けてきたというキリンビール。今年は、生麦に工場を移転してから90周年となるそう。それを機に、工場見学のコースも25年ぶりに大リニューアルしたんだとか。

プロジェクションマッピングなどの最新技術を取り入れた見どころ満載の工場見学は、なんと無料。しかも、見学後にはビールの試飲も楽しめるんです。もうビール好きは、行かなきゃ損! どんなことができるのか、早速レポートしたいと思います。



見学スタートまでの間は、ラボで遊びながら待とう

まず、このリニューアルで新設されたというラボへ。ここは、遊びながらキリンビールのビール造りのこだわりがわかる空間。バーチャルでオリジナルビールを作ったり、自分の写真入りのビールケース型貯金箱を作ったり…見どころ、遊びどころ満載です。なのでゆっくりラボを見るためにも、見学時間には余裕を持って訪れたいところ。



映画館さながらの視聴ルームにビックリ!キリンビールの歴史を学ぼう

まずは、キリンビールの100年以上の歴史がコンパクトにまとめられたムービーを視聴。最後に、嵐ファンは見逃せない嬉しいスペシャルムービーがありましたよ!

ビール好きにはたまらない!麦芽やホップに触れてみよう

ムービーを見た後は、ビールの原材料となる麦芽やホップに触れるコーナーへ。



これがビールの風味に重要な役割を果たすホップです

散々ビールを飲んでいるわたしですが、ホップを見たのも触ったのも初めて。においをかぐこともできるのですが、あれ…?いまいちピンときません。
そうすると「ホップを縦に割ってみてください」とのアドバイスが。

!!! まぎれもないあのかぐわしいビールの香りです。見学は始まったばかりというのに、喉が渇きました(笑)



こちらがビールの主原料となる麦芽です

また、このコーナーではホップだけでなく麦芽も触ることができます。麦芽は、食べることもできるんですよ! わたしもいただきましたが、香ばしくって、大豆のような味わい。当然、まだまだビールの風味は感じません。

これがどうやってビールになっていくのか…。ビールの完成が待ち遠しいです(笑)

実際に、醸造に使われているタンクを見学

次は、タンクの見学です。ド迫力の醸造タンクを眺めていたら、パっと電気が暗くなりました。
なんと、実際のタンクがある部屋にプロジェクションマッピングを投影してくれるんです! そのため、非常にイメージが沸きやすかったです。

1番搾り麦汁と2番搾り麦汁の飲み比べにトライ

「ここが見学の山場ですよ!」と案内されたのが、1番搾り麦汁と2番搾り麦汁の飲み比べ。
一般的にビールは、1番搾り麦汁と2番搾り麦汁を混ぜて作るけど、「キリン一番搾り」は贅沢に1番搾り麦汁だけを使用している。

そう言われても、聞いただけでは1番搾り麦汁と2番搾り麦汁がどれくらい違うのか? 何が違うのか? よくわからないですよね。なので、実際その味わいがどれだけ違うか飲み比べてみようというわけ。

まず、色が全然違いますよね。



色の濃い左側が、1番搾り麦汁です

まずは2番搾り麦汁から飲んでみます。さっぱりとしたシロップのようで、スイートな味わいです。

「2番搾りもおいしいなぁ」なんて思っていましたが、その後1番搾り麦汁を飲んでみると…、違いがハッキリわかります! シロップのような甘い味わいも香りも、キャラメル感がプラスされ濃厚です。この違いがビールに活きてくるんですね。

ちなみに、ここではまだアルコールになっていないので、お酒に弱い方も安心して飲み比べができますよ。

発酵タンクの内部にINした気分!楽しい仕掛けで発酵を学ぼう

飲み比べた麦汁が、どうやってお酒になっていくのか? 興味がありますよね。
麦汁をお酒にするために欠かせないのが“発酵”という過程です。

ビール酵母が糖分を食べることで、アルコールと炭酸が生まれる。こちらの工場見学では、その“発酵”の過程を発酵タンク内部に自分が入リ込んだような気持ちが味わえる楽しい演出で教えてくれます。どんな仕掛けかは、行ってのお楽しみ!

見学終了後は、お楽しみ!ビールの試飲が待っています

お酒ができるまでをひととおり見学したら、最後はお待ちかねの試飲タイム! 大きな仕込釜を間近に見ながら、グビっと乾いた喉を潤す瞬間…。最高のひとときです。

わたしが行った日は、「キリン一番搾り」「一番搾りスタウト」の生ビール、「一番搾り シングルモルト」を試飲できました。学んでから飲むビール、格別においしいですよー。



横浜の新デートコースにもピッタリ。工場見学は、船でのアクセスもOK

ビール好きのみなさん、自分の目でこの見学コース確かめに行ってみたいですよね。こちらの工場は、京浜急行線「生麦駅」よりアクセスできるのですが、実は最近、この工場敷地内に桟橋ができたんです。



これにより、みなとみらいエリアから出航する船で工場見学に来ることができるようになったそう。工場見学をしてから、みなとみらいの夜景を見る。そんなデートコースも、とっても楽しそうじゃないですか? 

プロジェクションマッピングなど、最新技術も取り入れた新しい工場見学。ぜひ、あなたも体験してみて。



神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
アクセス/京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分

【休館日】
月曜日休館(祝日の場合は営業、次の平日が休館)、年末年始休館 ※臨時休業あり

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