25日、新華社によると、国慶節期間中に韓国済州島を訪れた中国人観光客が入国拒否された問題について、韓国済州特別自治道の元喜龍知事が取材に応じた。

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2016年10月25日、新華社によると、国慶節(建国記念日)期間中に韓国済州島を訪れた中国人観光客が入国拒否された問題について、韓国済州特別自治道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事が取材に応じた。

今月上旬、国慶節期間中に同島を訪れた中国人観光客らがさまざまな理由で入国を拒否され、空港の待合室で過ごしていると複数の中国メディアが伝えた。空港には常時、入国を認められなかった中国人観光客が100人前後いたという。

こうした報道に対して、済州政府は「入国を拒否された中国人が空港にとどめ置かれた主な原因は、台風と帰国便の混雑の影響である」と説明。「狭い部屋で“監禁”された」と報じられたことについては「いささか誤解がある」とし、「韓国にはオンドル文化があり、床で寝るのは珍しいことではないが、ベッドで寝ることに慣れている外国人にとっては受け入れがたかったのかもしれない」などとした。

元喜龍知事は取材に対して、「済州政府は入国拒否された旅行者の心情をとてもよく理解している。今後は設備を整え、入国拒否された旅行者の待遇を改善する。また、中国側と連携して同様の事件の発生を回避するよう努める」と語った。

同知事はまた、「済州政府は一貫して中国人観光客を歓迎している。この騒動で不安を感じないでほしい」と述べる一方、「ビザ免除とはいえ、勝手気ままな旅行はできない。旅行者は入国の目的と滞在時間を明確にすることや、入国カードに正確な情報を記入することが必要だ」としている。

今年1〜8月に済州島を訪れた外国人観光客は64万人で、入国が認められなかった人は1.34%に当たる8589人だった。(翻訳・編集/北田)