主役の子どもたちは全員演技未経験 (C)Veit Helmer Film-produktion

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 幼稚園を脱走した6人の4歳児と1匹のアカハナグマが“ハナグマ・ギャング団”を結成し、愛する老人たちを老人ホームから救い出そうと奮闘するさまを描いたドイツ映画「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」の日本公開が、決定した。

 舞台は、ドイツの小村。子どもたちは一風変わった老人たちとの交流を楽しんでいたが、ある消費者調査会社が村を訪れ、新商品のリサーチを行う“マーケット村”にしようとしたことから状況が一変。リサーチに不要と判断された老人たちは老人ホームへと送られ、怒りに震える6人の幼稚園児が1匹のアカハナグマを相棒に立ち上がる。村が平均的過ぎたために消費者調査会社に乗っ取られたと考えた子どもたちは、世界新記録を出して突出した場所となれば老人たちが帰ってくると信じ、あの手この手で“世界で1番”になろうと奮闘する。世界50以上の子ども映画祭を席巻し、ルートビヒスハーフェン・ドイツ映画祭最優秀子ども映画賞“金のニルス賞”、チューリッヒ映画祭最優秀子ども映画賞、マイケル・ムーア映画祭観客賞最優秀子ども映画賞など数々の映画賞に輝いた。

 「ツバル」「ゲート・トゥ・ヘヴン」で知られるドイツの鬼才ファイト・ヘルマーがメガホンをとり、「帰ってきたヒトラー」のファビアン・ブッシュ、「ソハの地下水道」のベンノ・フユルマン、「サウルの息子」のクリスチャン・ハーティング、「カルロス」のアレクサンダー・シェアー、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のウド・シェンクらドイツを代表する名優たちが顔をそろえた。

 一方、主役の子どもたちは、全員がオーディションで選ばれた演技未経験者。このほど公開されたポスターでは、子どもたちが勇ましくも愛らしい表情で並び立っているさまが切り取られている。物語のカギを握るハナグマもキュートな姿をさらしており、“ハナグマ・ギャング団”の活躍に期待がかかる仕上がりだ。

 「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」は、2017年2月11日から109シネマズ二子玉川ほか全国で公開。