もう疲れた…。疲労に効く「腎マッサージ」を自分でやる方法

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 毎日片道1時間もの保育園送迎に睡眠不足が加わり、瀕死状態のママライターのMです。通園の道中は、5分5分の割合で12キロの子供に抱っこをせがまれ、腰も肩も限界。

 パソコンや資料が入った仕事カバンと合わせると20キロくらいの荷物を背負って朝に夕にヨレヨレ移動しているわけです。おかげで体重は産前より4キロ減り、毎日疲労感でいっぱいです。

◆劇的に疲れが取れる?腎マッサージとは

 そんな私に、「劇的に疲れが取れるマッサージがある」との朗報。その名も「腎マッサージ」といい、おへそから背中まで、指の第一関節や第二関節でグリグリと上下に押して行くだけの超簡単・疲労回復法です。昨今、疲れとの関係で注目されているのが腎臓だそうです。

 そこで、腎マッサージを発案した六本木にある寺林治療院にお邪魔しました。

 ここは芸能人もお忍びで通う、整体やマッサージの名治療家・寺林陽介先生の治療院。

 寺林先生曰く、「腎臓は“第二の心臓”ともいえる重要な器官。腎臓の働きが弱まると、疲れが取れにくくなるだけでなく、体に必要なたんぱく質などが体外に排出されたり、逆に不要なものが体内に残ったりします」

 そうなると、髪の毛が白くなる、抜ける、生理不順になるなど女性にとってつらい不調になるというのです。まさに私……。

「ほとんどの方が腎が疲れているので、ぜひ実践していただきたいのが、腎マッサージ。腎臓に効くツボを押し、臓の働きをよくすることで、そうした症状は改善されますし、普段活動するうえでの馬力も上がります。分かりやすく携帯電話に喩えると、腎が弱っていれば残量電池が減るスピードは速く、腎が元気であれば充電が持ちやすくなるということです」

 それなら是非ともマッサージをしてパワーチャージしたい! まずは、先生に腎マッサージしていただくことに。

◆ライターの疲れは病気に近いレベル?

「…いてっ!」

 先生が指を背中のツボに当てたとたん、激痛が。

「これくらいで痛いというのは、ケガでいうと軽い捻挫。疲れているレベルを超えていて病気に近い状態です。このままだと、風邪をひいてこじらせたとき、腎盂炎になりかねません」

 じ、腎盂炎……!? それはマズイ! ということで、その晩から家でマッサージを実践。「寝る前にマッサージすると寝つきがよくなる」とのことで、就寝前のトイレ内で実行しました。

◆自分でできる腎マッサージのやり方

 第一関節と第二関節をお腹に当てて、背中までグリグリ。すると、腎臓に近い尿管まで刺激されたのか、尿意がより催され、結構絞り出せました(汚い話ですみません)。夜間、尿意で目が覚めて朝までに2回はトイレに行く身として、1ミリリットルでも多くでるのは嬉しい。しかも、第一関節と第二関節に力を込めることで、上腕筋にもグッと力が入り期せずして筋トレ効果も!?

 やり方は以下のような感じです。これを寝る前にちょっと実践するだけです。

(1)両手の指の第1・第2関節だけを曲げ、おへそのすぐ横にぐっと押し当てる。両手をグリグリ上下に動かしもみほぐす。同様に指2本分外側をもみほぐす。さらに手を外側に移動させ、脇腹の中央をもみほぐす

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=605730

(2)両手握りこぶしを脇腹中央から背中へと移動させ、第3関節で腰の筋肉を左右にグリグリともみほぐす

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=605731

◆1週間後、夜トイレに起きるのが1回に

 1週間後。これを毎日続けて血行が促進されたのか、生理がいつもより3日早く到来。この一週間はPMS期の真っただ中でめまいやふらつきが多く、正直疲労回復を語れる状態ではなかったものの、血行が促進されたのはよかったのかもしれません。

 そういえば、生理前はいつも顔色や肌状態が悪く5歳老けた顔になっていたのに、今回は顔色も普通でした。でも何より、頻尿で夜間起きる回数が1回に減ったことで、睡眠の質が改善されたのはよかったと思います。

 ほかには、「冷えが解消されてウエストが細くなった」「腰痛が治った」「白髪が減った」という報告もあるそうです。お腹をマッサージするだけなので、育児中も無理がなく、続けられそうです。みなさん、疲れたなぁと思ったら、まずはぜひ腎マッサージを実行してみてください。

<TEXT/ライターM>

【寺林陽介氏】
六本木・寺林治療院 院長。鍼、マッサージ、美容整体は芸能人もお忍びで通うほど人気。著書に「疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい」(アスコム)