中国のプロサッカーリーグである「スーパーリーグ」には4人の外国人選手枠とアジアサッカー連盟に属する協会の国籍を有する選手枠つまりアジア枠が1枠設けられている。従って、アジア枠を含めれば1つのクラブにつき合計5人の外国人選手を獲得できる。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のプロサッカーリーグである「スーパーリーグ」には4人の外国人選手枠とアジアサッカー連盟に属する協会の国籍を有する選手枠つまりアジア枠が1枠設けられている。従って、アジア枠を含めれば1つのクラブにつき合計5人の外国人選手を獲得できる。

 中国メディアの今日頭条は23日付で、スーパーリーグのアジア枠の制限をなくす、つまり外国人枠4人とアジア枠1人ではなく、外国人枠を5人とするほうが中国スーパーリーグにとっては利益になると説明している。

 記事はまず、近年の中国スーパーリーグでは「韓国とオーストラリアの選手が数多くプレーしている」と紹介し、中国のサッカーリーグにおいても「韓流旋風」が起きていると紹介。続けて、「スーパーリーグの中位また下位のチームにとって、アジア枠の規定は決して合理的とは言えない」と説明、もしアジア枠の制限をなくせば「中位・下位チームの実力は向上し、スーパーリーグの競争を促進できる」と指摘。一部のチームは4人の外国人枠をすべてブラジル人選手で固め、アジア枠で「仕方なく」弱小国の選手を獲得しているような例もあると伝え、アジア枠の制限をなくし、よりレベルの高い外国人選手を自由に獲得できるようにするほうが、中国スーパーリーグの実力向上にとってはるかに有意義だと主張している。

 サッカー好きで知られる中国の習近平国家主席は近年、自国のサッカーを強化する方針を打ち出している。一方で記事が主張しているアジア枠の撤廃は外国人選手への依存を高める結果につながりかねない。中国スーパーリーグで行われる試合は盛り上がるかもしれないが、中国人選手の強化につながるかは疑問だ。

 イタリア報道によれば、中国スーパーリーグの江蘇蘇寧は日本代表の本田圭佑選手と長友佑都選手の獲得を画策しているという。江蘇蘇寧は同報道を否定しているものの、豊富な資金力を持つ中国のクラブチームに日本人選手が大量に移籍するのは遠い将来の話ではなく、「韓流旋風」ならぬ「日本旋風」が起きるかも知れない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)