アップル7-9月期も減収減益(3期連続)。iPhone販売5.2%減、Apple Musicなどサービス部門は過去最高

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アップルが10月25日、2016年第4四半期(7〜9月期)の決算を発表しました。売上高は468億5200万ドル(前年同期比9%減)、純利益は90億1400万ドル(前年同期比19%減、1株当たり1.67ドル)となり、3期続けての減収減益となっています。減収減益の主な理由はiPhoneの販売数低下。第4四半期の主要製品販売台数は、iPhoneが4550万台(5.2%減)の、iPadが930万台(6%減)、Macが490万台(14%減)。Macの大幅な売上低下は、収益の柱となる新モデル投入が1モデルだけだったことを考えるとある程度は予想できたことといえます。ただ10月27日には待望の新型MacBook Proが発表されるため、次の四半期ではMacの売上は改善されるはずです。

アップルはApple Watchの売上高については発表していませんが、これを含むアップルの「その他の製品」カテゴリーの売り上げは22%減。Apple Watch Series 2発表直前だったこともあり、Apple Wacchの出荷台数が大幅に低下したのが原因のひとつと考えられます。

一方、サービス部門の売上高は24%増となる63億2500万ドル。これは過去最高を記録しています。これはiTunesに加えてApple Musicの存在が威力を発揮したと言えそうです。

アップルにとって、この四半期はiPhoneとApple Watchの新製品投入がほんのわずかに被りはしたものの新製品投入の端境期でした。よってこの決算を見てすぐに経営がどうのこうのというわけでもありません。ただ、アップルの3期連続減収減益は初代iPodを発売した2001年以来の15年間で初めてのこと。iPhone 7 / 7 Plusの販売がカウントされ、Apple Pay 利用国が拡大し、MacBookの新製品が出るこれからの四半期は、アップルにとって勝負の時期となりそうです。