【INTERVIEW】世界的ダンサー菅原小春が今、伝えたいこと。

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菅原小春にとってダンスは表現する言葉。10歳からダンスをはじめ、世界的に活躍するダンサーへ。日々ダンスに邁進する彼女にとって、踊るときの相棒が「ナイキ」のスポーツブラ。瞬時に激しく動く彼女を美しくサポートする、ダンスの相棒を身につけVOGUE GIRLのインタビューに答えてくれた。



音が鳴ると、思わず体が動いてしまう。そう言って、カメラを前におもむろに踊りはじめた小春。ナイキのブラトップにタイツ、シューズまでオールブラックで統一したミニマルクールなスタイルに、彼女のダンスが呼応して一瞬にしてその場の空気が変わった。自分のダンスを3語で表すと「私、自由、言葉」と言う。「ダンスをしているときは何も考えない。私にとって大事なのは音。ジャーっと流れる音に合わせて体を楽器のように弾いていくイメージ。ダンスはそういう遊びなんです」。彼女にとって、ダンスは言葉であり、息をするように身近にあるもののようだ。

全身を使い、瞬時に体の動きが変わっていく、瞬間的に踊り続ける小春は日々どういうトレーニングをしているのだろう。「ダンスを踊るために筋トレをすることはないんです。踊っていること自体が筋力トレーニング。私のダンスは下に行ったかと思えば、上に行ったり、回ったり、体があちこちに動く。常に濃密に踊ることがトレーニングになるんです」と言う。そんなふうに体を自在に動かす小春にとって、欠かせないのはスポーツブラ。スポーツの強度に合わせて3カテゴリー全5種揃う、ナイキのスポーツブラを愛用している。

「ダンスをしているとき、私の動きはすごく瞬発的。瞬間の動きをサポートしてくれるスポーツブラはとても大事で、ナイキのスポーツブラはまるで自分の体の一部のよう。それに見た目も格好よく見せてくれる。女性の武器でもあるバストをセクシーということではなく、格好いい武器に変えてくれるんです。今日つけているのはミディアムタイプでダンスのときはいつもこれ。ホールド力のある着丈で、今日みたいにハイウエストのタイツと合わせるバランスも好き。踊った後もアウターを羽織って、そのまま出かけられるようなスタイリッシュなデザインもお気に入りです。それに着心地がいいから、踊っていないときもついつい着てしまうんです」



ダンスをするときの必須アイテムは「音(iPod、iPad、iPhone)、水、スポーツブラ」とシンプルな答え。ではスタイリングのこだわりは? 「私は見た目から入るので、コーディネートは大切。今日のようにいつもモノトーンが多いですが、ポイントで好きな色を入れたりします。大きめのパーカーからスポーツブラをチラ見せしたり、トップとボトムはタイトにまとめてシューズにアクセントを持ってきたり。サプライズのある着こなしをするのが好き。ダンスをするときはすごく汗をかくのでメイクはしないですが、赤リップだけつけることが多いかな。リップだけはせめて女性らしくありたいなって」

クールビューティな外見に、一度見ると忘れられない心に響くダンス。才能溢れ、すべてがパーフェクトに見える小春だが、ときに行き詰まるときもあると言う。「私は行き詰まったら、とことん行き詰まるタイプ。ダンスも嫌い、自分最悪! そんなふうにどん底まで落ちる。それも月1ぐらいで。でもこれって、恋愛みたいなもので、好きなものは好きすぎるから嫌いになったりする。それって、すごく本気だから出てくる感情ですよね。結局、私にはやっぱりダンスしかない。誰を羨ましがっても、自分は自分。そういう結論にたどり着いて、またダンスしようと思うんです。落ちたら落ちたで、後は上がるだけです」

大好きだからこそ常に本気。全身全霊でダンスに取り組む小春が大切にしているモットーは「私は私、あなたはあなた」ということ。「いかに自分で自分を好きになって、認めてあげるか。もし、コンプレックスがあったとしても、自分が自分に生まれてきた意味があるはずだから。みんな同じように生まれてきた意味があって、その人なりの表現方法がある。それってとても素敵なことだと思うんです。私も自分なりの表現方法を探し続けます」


音が鳴ると、自然と体が動いてしまう小春。取材中も今にも動きだしそうな彼女に、気分をぐっと盛り上げてくれる最近のお気に入りチューンを聞いてみた。「たくさんありますが、最近は日本のnaoさんの曲が好きです。あとは、イギリスのレジーナ・スペクター。彼女の曲はコンテンポラリー寄りで、喋りかけてくるような歌。私が思う格好いい踊りって、誰かに話しかけているように、自分を表現する、まるで言葉のような踊り。彼女の曲はそこがリンクしますね」

インターナショナルに活躍の幅を広げる小春。海外遠征で欠かせないものは?「納豆は毎日食べてます。海外ではインスタントの納豆の味噌汁でしのいで。青汁も海外には必ず持って行きますね」と明かしてくれた。最近うれしかったのは日本の夏を満喫したこと。「家族と地元・千葉の海に行ったんです。久しぶりに日本の夏を楽しみました」


今後目標としていることについて尋ねると「ダンスでそんなことも表現できたの?と思ってもらえるように、いろいろなことにチャレンジしたい。ただ踊ることがダンスではなく、ダンスを通して伝えられる人になりたいです。ダンスは自分にとっては言葉のようなもの。ファッションが好きなので、いつかメゾンと組んで、モデルさんではなくダンサーやバンドを使った、おもしろいランウェイができたら楽しいなと昔から練っています。楽器と踊りで服のよさを見せるショーがしてみたい! そして、オリンピック。ダンスは点数がつくわけではないけれど、自由に表現するスポーツでもある。スポーツのひとつということを、伝えられる場所があるといいなと思ってます。あとは演技。演技と言っても体を動かすことで、隠れたダンスができるかも、と野望は止まりません(笑)」

その個性的で自由なスタイルで、ファッショニスタとしても注目される小春。取材後、オフモードに戻った彼女に、こっそり私服を見せてもらった。パリで買った「ベルンハルトウィルヘルム」のコートを着てはにかみながら登場した彼女に、ファッションのこだわりを聞くと「海外で買うことも多いですが、いつも行き当たりばったりのお店。フィーリングが合いそうと思ったら、入ってみる。こだわりのブランドも特になくて、自分の体とフィーリングに合うのが大切。でも、形にはこだわるかも。両親が洋服のデザイナーだったので、家には裁断部屋があって、たくさんパターンが置いてあったんです。その影響からか、形が好きで、サプライズのある変わったフォルムを見るとテンションが上がります!」

ON KOHARU: ブラ¥3,780(税込)/NIKE(ナイキ カスタマーサービス)



運命のブラが見つかる!

ナイキ プロ ブラコレクション

どんな体型の人も自分に合うブラが見つかる、ナイキ プロ ブラコレクション。体にフィットし動きをサポートするスポーツブラは、ヨガ向けのライトサポート、ランニングやダンス、ジムトレーニング向けのミディアムサポート、テニス、バスケットボールなどハードなスポーツ向けのハイサポートと、スポーツの強度に合わせ3カテゴリーがラインナップ。正しいサイズのスポーツブラを選ぶことで、バストを守り、スポーツのパフォーマンスを引き出してくれる。店舗ではフィッティングサービスもあるので、ぜひ活用してみて。


<左>ライトサポートタイプの”ナイキ プロ インディ”。¥4,644(税込) <中>ミディアムサポートタイプの”ナイキ プロ ハイパー クラシック ブラ”¥6,480(税込) <右>ハイサポートタイプの”ナイキ プロ ライバル ブラ”¥7,020(税込)


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