25日、捜狐財経は、「日本の極致に達したサービスは、なぜいつも中国人の痛いところを突くのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2016年10月25日、捜狐財経は、「日本の極致に達したサービスは、なぜいつも中国人の痛いところを突くのか」と題する記事を掲載した。

記事は冒頭、3つの事象を紹介する。1つは昨年10月に青島のレストランで起きたぼったくり事件。1皿38元(約570円)だったはずのエビが、会計の時にはなぜか1尾38元になっており、最終的には1500元(約2万3000円)あまりを請求された事件だ。2つ目は同じく昨年10月、香港を訪れた中国人男性が連れて行かれた店で買い物を拒否したところ、突然男らに殴られ死亡した事件。そして3つ目が、香港では中国人観光客が減少しているのに対して、日本では増加の一途をたどっていることだ。

記事は、「国内や香港への旅行に比べて多くの人々が海外旅行に出かけるようになったのは、ショッピングという要素ももちろんあるだろうが、核心的な理由は人々はサービスの良い場所、心地よい場所に行くということだ」と指摘。「中国で繰り返し詐欺事件が起きていたり、香港では本土の観光客排斥の動きがあったりする一方で、日本旅行の環境は確かに旅行者の心を打つもので、特のその極致に達したサービスは国内旅行者の痛いところを突いている」と評価している。

具体的には、「日本料理店やホテルなどで客が靴を脱いだ時、スタッフがその靴をきれいに整え、出る時に履きやすいように反対側に向ける」「中国の店員は何度呼んでも来ないが、日本では作業中でもすぐに中断して客の質問に答える」「クレームを受けても言い逃れや反論といった客側が不快になることは一切せず、たとえ自分の問題ではなくても会社を代表して心から謝罪する」「飲食店では、客の食事中にほこりがたたないように営業中は掃除しない。中国の店のようにモップを持った清掃員がウロウロすることは絶対にない」といった例を挙げている。

記事はさらに、中国での次のようなやり取りを紹介する。車が汚れたので、1回10元(約150円)で洗車をしてくれるところに行った。安いのでそれなりだったが、店の店長に「もう少し高くしてでも、もっと丁寧に洗車しようと思わないの?」と聞いた。すると店長は「やめてくれよ。10元だって高いと言われるんだ」と返答。「別のところは1回30元(約450円)だけど、だいぶ儲かってるらしいよ」と言うと、「そんなことあるか。今はますます競争が激しくなってるんだ。ここらの人は収入も多くない。そんな高い金を出して洗車しようなんて人がいるもんか」。

記事は、「この店の店長はドライバーの痛いところ、何を求めているのかをわかっていない」と指摘。1回30元の店が儲かっている理由は、丁寧だから。場所ごとにブラシを使い分け、細かいところもピカピカにしてくれる上、シートの隙間のお菓子の食べかすまで掃除機で吸ってくれるという。そして最後に、「商売をする者がサービス意識があるかどうか、心を込めているかどうかは客は絶対に感じる。多くの場合、客が気にしているのは価格よりも価値なのだ」とまとめている。(翻訳・編集/北田)