メキシコW杯優勝に貢献した元ブラジル代表DFカルロス・アウベルト氏が72歳で死去…

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▽国際サッカー連盟(FIFA)は25日、元ブラジル代表DFカルロス・アウベルト氏(72)が死去したことを発表した。『ESPN』の伝えるところによれば、カルロス・アウベルト氏の死因は心臓発作によるものだったようだ。

▽現役時代、世界屈指のサイドバックとして名声を得たカルロス・アウベルト氏は、母国の強豪サントスやフルミネンセで活躍した。サントス時代には、チームメイトの元ブラジル代表FWペレ氏とともに5度のリーグ優勝に貢献。さらにブラジル代表としては、1970年に行われたメキシコ・ワールドカップで母国の優勝に貢献。決勝戦のイタリア代表戦(4-1)では、チーム4点目となるゴールを記録した。

▽現役引退後は指導者として古巣のフルミネンセやフラメンゴ、コリンチャンスなどを指揮した他、オマーン代表やアゼルバイジャン代表などの監督を歴任した。その後はコメンテーターとしてメディアで活躍し、わずか2日前にも番組に出演したばかりであった。

▽なお、同氏の息子であるカルロス・アレクシャンドレ・トーレス氏は、1995年から1999年までJリーグの名古屋グランパスで活躍したセンターバックだった。