Doctors Me(ドクターズミー)- 《hitomi 第3子出産》40代の高齢出産における3つの不安とは?

写真拡大

歌手のhitomiさんが2016年10月23日の公式ブログで、10月22日に第3子となる男の子を出産されたことを発表され、その中では40歳での高齢出産の不安も綴られていたのが印象的でした。

今回は、40歳以上の女性の方の高齢出産に関する3つの不安を、医師に詳しく解説してもらいました。

40代の高齢出産の不安1 :体力面


特に衰える体の部位


もちろん個人差が大きいですが、全般的な体力が落ちてしまうことが多いほか、妊娠率そのものも下がります。

体力がないと出産の際に懸念される問題


体力が低下してしまうと、お産そのものも大変になることがありますし、さらに疲れやすくなってしまうことは産後の肥立ちや赤ちゃんのお世話にも影響を及ぼすことがあります。

出産に備え体力をつけるおすすめの方法


やはりバランスのとれた食事を摂ること、定期的に運動を行い、睡眠を十分とること、ストレスをためないことといった基本的な事柄を確実に行うことが大切ですね。

40代の高齢出産の不安2 :切迫早産

切迫早産とは


妊娠22週1日から36週6日までの間に赤ちゃんが誕生することを早産といいますが、切迫早産とは子宮収縮が規則的に起こったり、子宮頚管が短くなったり、子宮口が開くなどして早産が起こりやすい状態になるものを言います。

原因


<子宮頚管無力症>
子宮が収縮していないのに子宮口が開いてきてしまうものです。破水しやすくなります。

<多胎妊娠>
こちらもハイリスクな妊娠として知られています。

<疲れやストレス>
長時間立ったままの仕事を続けるなどは妊娠中よくありません。

<絨毛羊膜炎>
感染症によって切迫早産が起こるもので、原因として最も多いそうです。

切迫早産の徴候


・下腹部痛
・お腹のハリ
・破水
・出血など

治療法


安静が基本となります。状態によっては入院し、安静とともに点滴でハリを止めるお薬が使用されることもあります。

40代の高齢出産の不安3:低置胎盤

低置胎盤とは


通常、子宮の天井にあたる部分に付着しているべき胎盤が、子宮の低い位置に付着しているものをいいます。

原因


低置胎盤の原因は不明であり、予防の方法もないのですが、過去に子宮内膜が傷ついたり炎症が起きたことがある場合、高齢であったり不妊治療を受けたことがある場合も起こりやすい傾向があるとされています。

前置胎盤との違い


前置胎盤は子宮口に胎盤がかかっている状態を言い、低置胎盤は子宮口に胎盤がかかっていないものをいいます。

低置胎盤のリスク


・出血しやすい
・お腹が張りやすい
・帝王切開で出産する可能性も高まる
 

治療法


安静が基本になります。特に心配のない妊娠であれば許可されることも多い安定期の性行為も、低置胎盤の場合は慎むように言われるかと思います。基本的に妊娠中は通常の妊娠よりも活動を控え、安静に過ごすよう指示されるかと思います。

40代で2人目、3人目を出産するメリット


お母さんも人生経験が豊かで落ち着いていることが多い、仕事などの面で地位もあり経済的に安定していることが多い、といったことが挙げられると思います。

最後に医師から一言

何歳で出産されても、何回目であっても妊娠・出産は非常にスペシャルな体験ですね。できるだけ体調に気を付けて、特別な体験を楽しみたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)