Twitterが全体の8%、約300人のリストラを計画中。10月27日午前4時からの決算報告で発表へ

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身売りすると言ってみたものの、いざ交渉となれば買い手が一人また一人と去ってしまい、最後には誰もいなくなったTwitterが、数百人規模のリストラを計画しているとBloombergが報じました。計画の発表は27日の決算発表の時になる見込み。Twitterは2015年にも336人を解雇しており、今回のリストラによって経営の立て直しをはかる見込みです。匿名の情報源から得た話としてBloombergが伝えたところによると、状況はまだ流動的としつつも、Twitterは10月27日の決算報告の場において全体の8%、約300人におよぶ従業員の解雇計画を発表する見込みとのこと。しかもどういうわけか決算報告の開始時刻を異例の午前4時、電話カンファレンスを午前5時に設定しました。

理由は「同日に他の企業も決算報告を予定しており、混乱を避けるため」としているものの、夜明け前からの決算報告というのもかなり異例という印象は拭いきれません。ちなみに日本時間に換算すると決算報告は28日午前8時から。リストラの発表は決算報告の前になる見込みです。

Twitterは2015年10月にも社員336人のリストラを発表しています。実はこのときもリストラ規模は全体の8%でした。8%ずつ切っていくというところには何かこだわりがあるのでしょうか。

また当時解雇された従業員の一人は、「ニュースに驚きつつ出社したら、自分のPCのアカウントが削除されていてさらに驚いた」とツイートしていました。解雇された社員もまだそれを使いつづけるほど生活に浸透しているTwitterが早く安定を手に入れられることを願うばかりです。