Lily's Blowが初のワンマンフリーライヴを行った

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Being Group主催の映画「傷だらけの悪魔」主題歌オーディションにて、応募総数約1万人の中からグランプリに選ばれ、'17年2月に公開予定の同映画主題歌でメジャーデビューが決定したシンデレラガール・NANA。

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そんなNANAのソロプロジェクト・Lily's Blowが、10月24日に「Lily's Blow ワンマンフリーライヴ 〜Ready to go〜」を東京・代官山LOOPで開催した。

大きな拍手で迎えられたLily's Blowは、「こんばんはLily's Blowです。よろしくお願いします!」と元気のいいあいさつでライブをスタート。1曲目に「Driver」という、爽やかなメロディーが印象的な曲を持ってくると、すぐさま観客から手拍子が。あっという間に会場と呼吸を合わせ、NANAは伸びやかなボーカルで歌い上げる。

1曲目を終えると「あらためましてこんばんは、Lily's Blowです。月曜日のお忙しい中、Lily's Blowのワンマンフリーライブに集まってくださってありがとうございます!」と感謝を述べ、共にパフォーマンスをするバンドメンバーを紹介。

続いて2曲目にはエモーショナルなナンバー「Who is the Devil?」を。時折スピードアップする曲調にもテンポが狂うことなく歌い、圧倒的な歌唱力を見せつける。3曲目は切なげなピアノソロからスタートする「I can't forget you」。特に中盤から終盤にかけて、ピアノとNANAの透明感のある歌声のハーモニーが美しく、会場を優しく包み込む。

その後のMCでは「めちゃめちゃ暑い!」と上着を脱ぎ、Tシャツスタイルに。「今日はめちゃめちゃいい天気でしたね。月曜なんですけど、仕事が終わってから来た人は!? お忙しい中、どうもすいません!(笑)。本当にありがとうございます! とってもうれしいです」と、感謝を込め頭を下げた。

そして「今日Lily's Blowはじめましての人は?」と問い掛けると、少数しか手を挙げず「絶対うそでしょ!」と苦笑いしながらツッコミ、会場からは笑いが。

再度「本当にはじめましての人!?」と問うが、ほぼ変わらない人数しか手を挙げず、「じゃあ、信じてあげましょう! ここらへん(前列席)の人は信じられないけど(笑)」と客いじりもそつなくこなし、観客と一体となってステージを作り上げていく。

「Lily's Blowのフリーワンマンライブ、こんなに多くのかたかかに。かたかたかたたに…。ちょっとごめんなさい。こんなに多くの方々に集まっていただけてうれしいです。本当にありがとうございます! こんなにかんじゃう私ですけど、最後まで楽しんでください!」とうまく喋れず、かみながらも喜びをかみ締め、客席をあおった。

その後、4曲目の「Rain」からクールなギターソロで始まる「Don't Make Me」へと続き、コール&レスポンスのようにLily's Blowが「ウォーウォー!」と叫ぶと観客も「ウォーウォー!」で応じるという、ノリのいいパフォーマンスを繰り広げ、会場のボルテージはMAXへと近づく。

かと思えば、6曲目は叙情的なピアノソロを響かせ、エレキからアコギに持ち替えたギターの音色とNANAのしっとりとした落ち着いたボーカルで「Hello good-bye」を披露。じっくりと聴かせる系の歌でファンの切ない感情を刺激した。

続くMCでは「皆さん楽しんでいただけているでしょうか? さっしょく…じゃない早速ね(笑)。今日よくかむ日なんですよ。そうさっしょく! 早速着ていただいている『Ready to go』のTシャツ! ありがとうございます。隠さなくていいんだよ。(着ることは)恥じることじゃない(笑)。大いに見せびらかしていこう!」といい、観客を笑わせた。

さらに「もう知っている方もいると思うんですけど、来年2月に公開される『傷だらけの悪魔』の主題歌と挿入歌をやらせていただくことになりました〜!」と高らかに語り、会場中から拍手が鳴り響く。それを受け「ありがとうございます! 次に披露する曲が、その映画挿入歌となっております。とっても盛り上がる曲となっているので、皆さんも盛り上がって聴いてください」とあおり、7曲目の「NAI NAI NAI」へ。

サビの「NAI NAI NAI〜」を連呼する局面では、観客も一緒になって「NAI NAI NAI〜」と手を振り、盛り上がりは最高潮に!

続いて8曲目には、またガラッと曲調を変え、ピアノサウンドが光るバラード「Loved you」を。先ほどまでノリノリでテンポのいい歌声を響かせた人と同一人物とは思えないような、はかなくも力強い歌声でしっとりと歌い上げた。

本編最後のMCでは「時間が過ぎるのもとてつもなく早いもので、Lily's Blow次で最後の曲です!」と宣言すると、会場中に「えー!」という別れを惜しむ声が響き渡る。

「ありがとうございます。今日は一段と声がデ…かいね。またかみそうになっちゃった(笑)。最後にやらせていただく曲は『Ready to go』という曲です。この曲は、10月26日(水)にインディーズで初の全国リリースの曲となっております。

今でもどうしたらいいか分からなくて、だけどやりたいことがあって、夢があって、自分はこうしたいんだ、って周りに言い続けることで運命がちょっと味方してくれて、いろんな人とつながれて。だからこうしていろんな人にライブハウスに来てもらって、私こんなにうれしくて楽しい思いができています。

そんな皆さんに感謝の気持ちを込めて、最後この曲を歌って終わりたいと思います。みんな今日は本当にありがとうございました! Lily's Blowでした。では最後の曲聴いてください」と熱い思いを吐露し、本編ラストの曲へ。

最初で最後のインディーズシングル表題曲ということもあって、これから頑張っていくんだという力強い意気込みが目に見えて感じられるメロディー&リリックの同曲を、力を振り絞ってパフォーマンス。「皆さんありがとうございました〜!」と頭を下げて、ステージを後にした。

その後、鳴りやまないアンコールを受け、再びステージに現れたLily's Blow。「アンコール本当にありがとうございます! ちょっと準備していた感がバレバレなんですけど、ここでみんなでお写真を撮りたいと思います!」といい、バンドメンバーもそろって記念撮影に臨んだ。

撮影後、今度こそ本当に最後のMCへ。「皆さん決め顔をしてくれてありがとうございます! 本当に何度も何度も言わせていただきますけど、皆さんがいるからこそこうやって立ているます…うん。またかんじゃったけど(笑)。私は皆さんがいてくれるから、ここに立って歌うことができています。本当にありがとうございました! 拍手! ちゃんと言えた!」と、あらためて感謝を口にした。

続けて「次で本当に、本当に最後になっちゃうかもしれないですけど…。かもしれないってことは…? もう1曲…ありません!(笑)」と、観客を翻弄(ほんろう)しつつ、「結局、何が言いたいのかっていうと、私は今日のこの景色を絶対に忘れないです! 本当に今日は来てくれてありがとうございました!」とコメントし、いよいよこの日のエンディングソング「Road」へ。

会場一体となって、ノリノリで歌い上げ、Lily's Blow初のワンマンフリーライブの幕は閉じた。

歌ではどんなに高速だろうとスローテンポだろうと決してかまないのに、MCではかみっ放しだったLily's Blow・NANA。終始堂々たるパフォーマンスを見せていたが、まだ19歳の乙女ということもあり、それだけ緊張していたということかもしれない。

それでも大きなオーディションを勝ち抜いた“シンデレラ”だけあって、非凡な歌唱力を証明するには十分のステージだった。

来年のメジャーデビューへ向け、ますますパワーアップしていくであろう変幻自在の“NANA色”の歌声は、例えあなたが天使だろうが悪魔だろうが、傷だらけになりながらでも注目しておくべきだ。