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MozillaのエンジニアであるMartin Thomson氏が10月20日(米国時間)に開発者に向けて送信したメール「Intent to ship: TLS 1.3 draft( !topic/mozilla.dev.platform/sfeqeMkyxCI )」において、2017年3月にリリースが予定されている「Firefox 52」から次期TLSとなる「TLS 1.3」をデフォルトで有効化する意向であると伝えた。TLS 1.3はTLSプロトコルの次期バージョンで最新版。より安全でより高速なプロトコルと評価されている。

TLS 1.3は現在まだ策定段階にあり、ドラフト版が公開されている段階にある。しかしすでにGoogleはChromeの開発版でTLS 1.3を実装しているなど、主要ブラウザはサポートする方向で開発を進めている。Martin Thomson氏は既存のサイトとの互換性も問題ないとしており、TLS 1.3をデフォルトで有効化することで互換性の問題が発生することはないと指摘している。

TLSは安全な通信を実現するために欠かせない技術の1つ。従来よりも安全で高速な仕組みが必要であるとして、これまで新しいバージョンの策定が進められてきた。最新のTLSを利用することはセキュリティ上重要であると位置づけられており、早期に広く普及することが期待される。

(後藤大地)