「沈黙 サイレンス」に
出演した窪塚洋介と浅野忠信 Photo Credit Kerry Brown

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 巨匠マーティン・スコセッシが約20年間にわたり企画を温めてきた最新作「沈黙 サイレンス」に出演している、窪塚洋介と浅野忠信を収めた場面カットがお披露目された。

 同作は、遠藤周作の小説「沈黙」の映画化。キリスト教の布教活動のため日本に渡った高名な宣教師クリストバン・フェレイラ(リーアム・ニーソン)が、キリシタン弾圧に屈して棄教したとの知らせを受け、弟子のポルトガル人宣教師セバスチャン・ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)と、フランシス・ガルベ(アダム・ドライバー)が日本に赴く。2人はマカオで出会った日本人キチジローの案内で五島列島に潜入し、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。

 窪塚は人間の弱さを抱えるキチジロー、浅野は長崎奉行にとらえられたロドリゴに棄教を迫る通辞に扮した。このほど公開された画像で窪塚は、原作で「襤褸(ぼろ)をまとったこの男」と表現されているとおり、くたびれた着物に身を包み、ボサボサの髪にヒゲを蓄えた姿を披露。一方、通訳として流暢な英語での演技を見せるという浅野は、奉行屋敷で鎮座し、凛とした佇まいと強い意思を感じさせる眼差しが印象的な1枚となっている。

 スコセッシ監督は、窪塚を「力強く演じているだけではなく、心から正直に演じていて、役を心底理解していた。目の前でキチジローが作り上げられていくのを目の当たりにした」と絶賛。浅野については「彼はキチジロー役のオーディションを受けたが、過去の出演作品を見て、通辞役が良いのではないかとオファーした。結果はパーフェクトだった」と自らの判断に自信をのぞかせている。

 「沈黙 サイレンス」は、ガーフィールド、ニーソン、ドライバーのほか、日本からは窪塚、浅野をはじめイッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらが出演している。17年1月21日に全国で公開。