中国メディアの今日頭条は17日付で、日本には「小さなネジで世界全体を動かすことができる企業」があると伝え、ハードロック工業株式会社の「絶対にゆるまないネジ」を絶賛している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は17日付で、日本には「小さなネジで世界全体を動かすことができる企業」があると伝え、ハードロック工業株式会社の「絶対にゆるまないネジ」を絶賛している。

 記事はまず、鉄道に使用されるネジは乗客の生命に関わる存在であり、ゆるみが生じれば事故が起きかねないものであることを指摘。一方、列車と線路が長期間にわたって繰り返す振動に対して、普通のネジは持ちこたえることができず、簡単にゆるんでしまうものだと説明し、特に高速鉄道にとって「絶対にゆるまない」というネジは必要不可欠であるとその重要性を強調した。

 続けて、ハードロック工業の絶対にゆるまないネジについて、新幹線に全面的に採用されているだけでなく、「世界で唯一の絶対にゆるまないネジ」として世界に知られていると説明。さらに、ハードロック工業の創業者が絶対にゆるまないネジの開発のために発揮した粘り強さや熱意についても読者に紹介した。

 記事は結論として「歴史問題があるために日本への恨みを捨てることはできないかもしれないが、それでもこの小さなネジの偉大さの前に中国は敬服せざるを得ない」と絶賛。「小さなネジかもしれないが、世界全体を動かすことができる存在である」との見方を示した。

 中国にはいかに少ない元手で大きく儲けるかを考える人は多い。記事が絶対にゆるまないネジを絶賛したのは、できるだけ速く、できるだけ大きく利益を得ることを考えがちなる中国企業に対する逆説的なメッセージとも取れる。日本企業のように匠の精神や社会貢献の考え方に基づいて製品作りを行い、結果として必ず利益につながると訴えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)