日本を訪れた中国人旅行客が、宿泊先のホテルから温水洗浄便座を持ち去ったことが中国で非常に大きな波紋を呼んだ。中国の大手メディアは「恥を晒した」などとこぞって批判した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れた中国人旅行客が、宿泊先のホテルから温水洗浄便座を持ち去ったことが中国で非常に大きな波紋を呼んだ。中国の大手メディアは「恥を晒した」などとこぞって批判した。

 中国メディアの商丘日報は24日、「中国人が日本に旅行に出かけることは個人の権利」であり、日本で何を購入するかも個人の自由であるとしながらも、宿泊先のホテルに設置してあった温水洗浄便座を持ち去った事件は「中国人にとっての悲哀」であると論じている。

 記事は、日本で販売されている温水洗浄便座の多くは日本企業の製品であるものの、中国で生産されたものであると指摘し、中国人旅行客が爆買いした事実は「中国で生産され、日本に運ばれた温水洗浄便座を再び中国に持ち帰っただけのこと」であると指摘。一方、中国メーカーの温水洗浄便座は日本メーカーの製品には到底敵わないのも事実であり、中国のネット上では「中国メーカーの便座を購入したら、水の勢いが強すぎて服まで濡れた」といった不満の声が存在することを紹介した。

 続けて、中国で生産された便座を中国人が日本で購入し、また中国に持ち帰るという事実そのものが「悲哀」であるにもかかわらず、中国人旅行客が日本のホテルから温水洗浄便座を持ち去るという事件は「さらなる悲哀」であると指摘。中国のネット上でも「日本に行く金があるのに、温水洗浄便座を買う金がないのか」、「恥さらしにもほどがある」などと批判の声があがったことを伝えた。

 さらに記事は、今回の事件は「日本に対して、中国人を『物笑いの種』にするきっかけを与えただけである」と批判。「中国人が日本に旅行に出かけることは個人の権利」であり、日本で何を購入するかも個人の自由であるとしながらも、「中国人旅行客のイメージを大きく損なった今回の当事者は、中国人に謝罪すべきである」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)