小児性犯罪歴のある男性と結婚した元校長の女性(出典:http://www.mirror.co.uk)

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「恋は盲目」という言葉があるが、はたしてその通りなのだろうか。英紙『Mirror』が、イギリスのある小学校の女性校長が金輪際、教育機関で働くことを禁止される罰に直面していると報じた。彼女が生涯の伴侶として選んだ男性が、小児性愛犯罪の前科者だったことが理由だという。

リサ・ジョンソンさんは教育者として15年間従事してきた。そしてこの2年間は、バーミンガムのスモール・ヒースにある「ホーリーファミリーカトリック小学校」の校長を務めていたという。

しかし昨年6月からリサさんが交際していた相手は、小児性犯罪者として前科がある男性だった。9月の時点で警察側がリサさんに男性の犯罪歴を伝え、リサさんは同月に停職処分となっていた。だがリサさんは男性と関係を終わらせることなく、結婚に踏み切った。

教育委員会議長のキース・ジャクソン・ホーナー氏は「ジョンソンさんは校長という信頼されるべき立場にありながら、生徒の安全性を考慮することに欠け、子供たちへの危害を増加させる行為をしました」と述べ、今後はリサさんの子供たちへの接触行為を禁ずる意向を教育大臣に提出している。

一方でリサさんは、「私は15年間も教育者として働いてきた。学校に私が恋に落ちる相手を指図される筋合いはない」という言い分を主張しながらも、この先は教職に就くことはないという意思があることを委員会に伝えている。

子供たちの親は、少なからず動揺を隠し切れない様子だ。9月にこの事実を知らされたばかりというある母親は「学校側だけが知っていて親が知らされていなかったのかと考えてしまう。すごくいい校長先生だったのに。愛は人を盲目にさせて、愚かにもさせてしまうのね」と語り、3人の娘がこの学校へ通っているという母親も「すごく不愉快。連絡を受けてからもう2週間もこの話でもちきりよ。もし子供たちが危険な目に遭っていたらと思うと…」と不安を口にしている。

子供を守る社会意識が強いイギリスでは、個人主義とはいえ小児性愛犯罪の前科者を人生の伴侶に選んでしまったリサさんに向けられる目は厳しい。しかし、ネット上では「この人は犯罪者ではないのに、なぜ仕事まで辞めなければならないのか。性犯罪者と結婚したからといって、彼女が性犯罪者になるというわけではない」といった声もあがっている。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)