大沢たかお主演、三池崇史監督作「藁の楯」 (C)木内一裕/講談社
(C)2013 映画「藁の楯」製作委員会

写真拡大

 米ハリウッドのスタジオと日本のコンテンツを結びつけるAll Nippon Entertainment Works(以下ANEW)は、三池崇史監督作「藁の楯 わらのたて」のハリウッドリメイクプロジェクトに、リュック・ベッソン監督率いる仏大手映画製作会社ヨーロッパ・コープ(以下EC)が共同開発&出資で参加することを発表した。

 ECは、「レオン」「TAXi」「LUCY ルーシー」などで知られるベッソン監督が設立したスタジオ。同社のリサ・エルジー社長は、「日本のスリリングな映画『藁の楯』のリメイクを、アメリカのオーディエンス並びに世界市場にお届け出来ることに、とても感動しております」と明かし、「この映画は弊社のブランド色にぴったりであり、映画の製作者の方々と一緒に仕事することを楽しみにしております」とコメントを寄せた。

 また、「藁の楯 わらのたて」は漫画家・木内一裕氏の小説家デビュー作品を映画化し、興行収入約18億3000万円の大ヒットを記録したほか、2013年の第66回カンヌ映画祭コンペティション部門に選出。10億円の懸賞金がかけられた殺人犯を護送する刑事たちの姿を描いた。木内氏は「ハリウッドでの映画製作が、思いのほか順調に進んでいることを大変嬉しく思っています」と話し、ECの参加に対し「舞台を欧州に移して、国から国への列車による移送が描かれるのではないかと期待を膨らませつつ、いち原作ファンとして完成を心待ちにしています」と述べている。

 すでに発表されているANEW、日本テレビ放送網、米映画製作会社デプス・オブ・フィールドに、ECが加わり、日米仏の4社体制で製作にあたる。脚本は「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のクレイトン・ローゼンバーガー&カトリン・ベネディクト夫妻が執筆中で、2017年秋に全世界での公開を目指している。