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ジブリファンならきっと満足できるでしょう。台北で開催されていた「ジブリアニメの世界展(吉卜力的動畫世界特展)」は多くの人たちで賑わっていました。台湾の人もジブリアニメが大好き。トトロはもちろん、あのキャラクターまで人気とは・・・。

こんにちは、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンです。ラピュタ、ナウシカ、トトロ、ポニョ……日本で生まれジブリの映画を見て育ちました。だからこそ、台湾のジブリ展にはテンション上がりました。

◆華山1914文創園区

2015年12月の、初の台湾訪問のころには「進擊的巨人展 WALL TAIPEI」をやっていたのですが、時間の都合がつかず断念。だからこそ、今回はリベンジでした。2年連続2度目となった2016年7月の台湾訪問。街を歩いていて目に留まった「ジブリアニメの世界展」のお知らせ。インターネットで詳細を調べて足を運んでみました。

吉卜力的動畫世界特展

https://www.facebook.com/TheWorldofStudioGhiblisAnimation

会場となった「華山1914文創產業園區」は日本統治時代に作られたお酒工場の建物が残る文化、商業施設。ここのイベントスペースでジブリ展が開催されていました。

工場の雰囲気残る敷地内。



青い空の下、波に乗った元気なポニョを発見。アヒルみたいなお尻をしています。



窓口で350台湾ドル(約1300円)の当日券を買ったのですが、それだけじゃ入れません。入場制限がかかっているので番号札が必要でした。

番号札を受け取るレーン。



3250番までが入場可能。3618番だったので少し待つ必要がありました。



連なった数棟の倉庫のような建物が会場。



「吉卜力の動畫世界」と書かれています。冷凍食品の「加ト吉」と似た中国語の「吉卜力(ジブリ)」という表記。畫は画の旧字。動畫(動画)と書いてありますがアニメーションという意味です。



待ち時間の間に近くのコンビニへ。40分ほど待ちました。入場可能となったら入り口の列に並びます。私の前は若い台湾女性の3人組。その中の1人が上機嫌に「トットロ トットー 」と口ずさんでいました。

◆ハウルの動く城=霍爾的移動城堡=Howl's Moving Castle

建物に入って最初に目に飛び込んだのがハウルの動く城でした。心臓の鼓動のようにドクドクとダイナミックな動きをするオブジェクトです。



主人公のソフィーは背中の曲がった老婆の姿。窓の外にカカシのカブも見えます。



暖炉に住む火の悪魔カルシファー。



◆紅の豚=紅豬=Porco Rosso



海辺で優雅に佇む豚野郎。あ、これしか写真ない……。



◆天空の城ラピュタ=天空之城=Castle in the Sky

親方!空から女の子が!



映画冒頭の鉱山鉄道での追っかけっこ。パズーが働いていた鉱山の雰囲気がよくでています。



小型飛行機「フラップター」に乗ったパズーが囚われのシータを救出する名場面。フラップターを操縦するドーラの大きなお尻。



別角度から「シーターーァ!」と手を掴もうとするパズー。



「ラピュタは本当にあったんだ」とつぶやきたくなるジオラマ。床の足跡に立つと絵になる写真になりそうです。



◆魔女の宅急便=魔女宅急便=Kiki's Delivery Service



依頼品の鳥かごを運ぶほうきに乗ったキキと黒猫のジジ。



トンボの自転車はペダルからプロペラに力が伝わるようにチェーンを張っていました



ほうきで宙に浮かぶキキとプロペラ自転車を漕ぐトンボ。



なんと、実物のプロペラ自転車も展示されていました。



物憂げな表情でパン屋の店番を務めるキキ。映画のポスターにもなった有名な構図です。



並んでいる列の先には写真撮影のコーナーがありました。スマホ、カメラを渡すと会場のスタッフが写真を取ってくれます。お一人様でも記念撮影できる優しさに涙。もちろん、並びましたよ。

何のシーン分からず手を広げてみたのですが、本当はトンボが飛行船から落ちそうな場面ですよね。すいません、必死さが足りていません。



◆となりのトトロ=龍貓=My Neighbor Totoro



映画の冒頭、引越し先の家に駆け抜けるサツキとメイ。そこまで気にしたことなかったのですが、日本家屋と洋館が合わさった不思議な家でした。



電気を落とした薄暗いこのコーナーは何かといいますと……



お腹を出した仰向けのトトロが眠っていました。大きな木の根っこがトトロのすみかとなっています。ポツポツと空いた覗き穴から、こっそりと中の様子を窺うのでした。



中トトロ、小トトロも一緒に住んでいます。トトロをみつけて「キャーキャー」と騒ぐ台湾の人たちの歓声。



トトロといったらこのバス停のシーンを思い浮かべる人も多いはず。降りしきる雨の中、傘を持ってバスを待つ場面です。



トトロの顔がにやけていて少し不気味……。



◆平成狸合戦ぽんぽこ=平成狸合戦=Pom Poko



茂みから姿を現したタヌキがやけにリアルでした。



正吉、おキヨ夫婦のマネキンも心ここにあらずという目をしていて怖かったです。あと、おキヨの無造作なおっぱいに視線釘付け……。



劇中に出てくる歌「♪タヌキさん〜、タヌキさん」の中国語の歌詞が壁にありました。



◆もののけ姫=魔法公主=Princess Mononoke



ヤックルに乗ったアシタカは服装や小物の使用感から、映画の中から飛び出してきたかのよう。森の中ではたくさんのこだま(木霊)が歩いています。



アシタカの中国語表記は「阿席達卡」となるようです。



ぽつんと佇むシシ神は、時間が経つとデイダラボッチの映像に切り替わります。



2匹のモロの子を従えたサン。RPGゲームによくある左右の敵を倒さないとダメージを与えられないタイプのボスの配置でした。



◆千と千尋の神隠し=神隱少女=Spirited Away



赤い橋を渡って油屋(湯屋)へ向かう千尋の背中。



睨みを利かした湯婆婆 (ゆばーば)の大迫力。心無い姿のキャラばかりでしたが、もとから怖い顔の湯婆婆は人形になっても違和感なしでした。



再び記念写真コーナー。ここでは電車のシートに座ったカオナシと2ショット写真が撮れます。女の子と一緒にいるみたいで照れました。スカートみたいなの履いてますし。



おとなしい顔しているのに本性は……。あああああ。



ちなみに台湾の人はカオナシも大好きで、ジブリキャラの中ではトトロの次くらいにキャラクターグッズがありました。クレーンゲームの景品だったりします。冒頭の台湾で人気の意外なキャラとはこのカオナシのこと。

◆かぐや姫の物語

これだけ作品の説明が日本語でした。



原画の展示をやっています。水彩画のように柔らかなタッチで描かれていました。



淡いピンクの桜が舞い散る世界。



「かぐや姫なんて知っているから」と気にも留めませんでした。でも、こうやって原画に触れると映像で見てみたくなるから不思議です。

ということで、「ハウルの動く城」「紅の豚」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」という順番で全9作品が展示されていました。ジブリがいっぱいで台湾の人も夢中で写真を撮っていました。

◆おみやげ

全部終わるとおみやげコーナーです。



モフモフとしたトトロのぬいぐるみがいっぱい。



記念に250台湾ドル(約950円)のパンフレットを購入するのでした。



このジブリアニメの世界展ですが、台北の開催は既に終了しています。1万7650人の来場者があったようです。

引き続き台中、高雄でジブリアニメの世界展が開催されます。

台中

展覽地點:大台中會展中心

展覽日期:2017/1/7~2017/4/16

高雄

展覽地點:國立科學工藝博物館

展覽日期:2017/6/17~2017/9/17

気になった方いましたら、ぜひ足を運んでみてください。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン

自転車世界一周取材中 http://shuutak.com

Twitter @shuutak)